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リチャード・エル・フォルソムさん
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日本との出会い
- 佐々木
リチャードの日本語は、日本人より上手ですけど、モルモン教の日本に来るミッショナリーは皆さん、日本語が流暢ですよね。ケント・デリカットさんや、ギルバートさんも印象的でしたが。
- フォルソム
まあ、勉強する人もいるし、しない人もいるけど。
- 佐々木
日本に、何か想いがあった?
- フォルソム
それが、たまたまなんですよ。私は、モルモンの2年間のボランティア・ミッショナリーは若いときからやろうと思っていたんです。でも、行く場所は選べないんです。
本部に申し込むと、行き先を通知される。同級生の親友は誕生日も僕と1週間くらいの違いでした。19歳にならないと行けないので、高校を卒業して、19歳の誕生日を迎えたので2人そろって申込書を一緒に出したんです。同じ日にそれぞれ返事がきて、かたやスウェーデン、かたや日本ということになったんですね。だから、本当にたまたま。でも、僕はたまたまだと思ってないです。偶然とは思えないんです。
- 佐々木
神のお告げなんだ(笑)。
- フォルソム
そうなんです(笑)。だから、まったく日本について深く考えたことなかったというのが正直なところなんです。
- 佐々木
でも、その後、語学訓練などの特訓があるんですよね、たしか。
- フォルソム
2カ月、集中して勉強してから日本に来るということです。まあ2カ月間、1日10時間くらい勉強してたんですけれども、したとしても、いろいろ入るけれども、たいして使えないじゃないですか。でもその知識を持って来て、先輩後輩といつも2人組みで回ってますから、ひたすらついて行くということでした。最初の半年間くらい。でも毎日、日本語だけですよね。毎日、日本人と接しているので、日本語を覚える。そして、日本という国も好きになったし、言葉も好きになったし。
- 佐々木
日本女性も好きになったし(笑)。
- フォルソム
ハッハッハ。実は、妻とは宣教師のときに知り合いました。2年間が終わって大学に戻って、学生の間に日本に遊びに来て、夏に3カ月遊びに来ているときに結婚しようということになって。大学が2年残っているので大学に戻ったんですが、やっぱり遠距離恋愛はなかなか難しいので早く結婚しようと、まだ学生の間に来てもらって結婚したんですね。
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