ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第49回 田中里沙さん

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田中里沙さん
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仕事に恥じない自分づくり=ブランド
- 佐々木
それで、編集長になって、何をしたんですか。編集長はどんな仕事があるんですか?
- 田中
やっぱり、雑誌すべてに責任を取る。ブランド管理みたいなところですね。雑誌のブランドなので、やっぱりそれをいかに発展させていくか、っていうことですよね。でもその当時なった頃は、やっぱり、いかにこのブランド名に恥じない自分になるか、くらいなところからスタートしていたのです。
- 佐々木
編集長としての人となりが大切だということですね。「この会社、この雑誌の編集長、田中里沙です」って言った時、雑誌と同じブランドでいる。ブランドの統一っていうか、自分がブランドになるっていうことですよね、ある意味。
- 田中
そうなんですよね。そうなっていかなきゃいけないなっていうふうに、目指しました。昔は、強烈な個性の編集長が、自分の感覚とか感性を信じて雑誌を引っ張るみたいな時代があったと思いますけれど、ちょうど私が編集長になった頃から、いろんな人がメディアを持てるような時代の始まりでもあった。
- 佐々木
そうですね、96年ですものね。
- 田中
そう。ちょうど変化があった時期なので、やりやすかったですし、雑誌がどんどん発展していけば、自分もそれについていって、周りの読者の人たちと一緒に伸びていけばいいかな、って。
7/25
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