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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第48回 古荘純一さん

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48
青山学院大学文学部教育学科助教授
古荘純一さん

親と子のギャップ

佐々木

先生は今日も、さきほどまで外来をされていらっしゃったのですね。

古荘

神経と精神の外来ですね。

佐々木

患者さんの年齢層は、どのくらいが多いのですか。

古荘

小さい子だと乳児も診ています。よく「15歳になったら内科に行かなければいけないでしょうか」と聞かれるんですけれど、いや、ご希望があればそのままどうぞ、ということで。

少なくとも大学を含めて、学校という世界に関しては、われわれ小児科医のほうが内科の先生方よりも専門だろうということで。

佐々木

大人にとっては、最近、精神科の敷居はいい意味で低くなってきていると思うのですが、親が子どもを連れて行くケースっていうのもそうでしょうか? 先生からご覧になっていると、時に、親が大変神経質すぎるというケースもあるのでは、とちょっと想像するんですけれど。

古荘

いろんなレベルがあって、今おっしゃったようなケースっていうのは、非常に知的に高いレベルの育児不安と言いますかね。お母さまがいろいろな子育ての本を読んで、うまくいかないうまくいかないということで悩むけれど、子どもにはそういった悩みもないし、元気だし。

そうすると、子どものことでご相談にいらしているのですが、お母さま方の不安を解消して説明していくということですね。

それからほかのケースとしては、子どもがかなり悩んでいるんだけれども、お母様やお父様、ご家族の方が悩まれていない。たまたま、そのお子さまが、ぜんそくだとか、ひきつけだとか、糖尿病だとかっていう病気を持って受診されて、わたしたちが関わっていく経過で、子どもはかなり悩んでいるのに、ご家族があまりそれを認識していないことに気づくのです。そのへんが、一番介入が難しいと思いますね。

佐々木

虐待を見ることもありますか。

古荘

殴る蹴るという身体的な虐待というのはさすがに私の外来では少ないと思うんですけれど、子どもに対する権利侵害、人権侵害はあります。たとえば、いやらしい言葉や罵倒する言葉で子どもの心を傷つけるのも虐待ですし、愛情を注がないっていうのも子どもからみれば虐待行為です。

それから「子どもを育てる自信がない」とか、「かわいく思えない」、と自分の本心を言って外来で涙を流される。お父さまにもご相談できないし、地域の方にもご相談できないと。

初診からそういう話はできないけれども、ぴんと来ることがあります。お母さまの悩みを分かった上で、いろいろ話をすると、そういう発言が出てくる。そういった育児困難は非常に増えていると思いますね。

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