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ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第48回 古荘純一さん

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48
青山学院大学文学部教育学科助教授
古荘純一さん

アメリカ5,000人、日本100人

佐々木

海外で小児精神科が進んでいる国はありますか?

古荘

これは、一昨年だったかな、『AERA』に出たんですけれど、アメリカでは児童精神科医というんですけれど、それが5,000人くらいいる、と。じゃあわが国はどうかというと、一応学会が認定医を増やそうとしていますが、やっと100人超えたばかりというところですね。

佐々木

そうなんですか! 少ないです。

古荘

ですからまあ、50倍の差。もちろん非常に優秀な先生で、認定医といった資格は必要ないということで、お取りにならない方がいるとしても、やはりそれを加味しても50倍の開きっていうのは大きいですね。人口では2、3倍しか差がないですからね。ずいぶん違いますよね。

佐々木

今おっしゃった認定医というのは、小児精神科医の学会でのものですか。

古荘

これも難しい話ですけど、子どもの心の専門医は小児科ベースと精神科ベースの医師があって。わたしが認定医を取っているのは精神科ベースですけれど、小児科ベースでは、認定医を取るようなシステムがまだできていない。

佐々木

ということは、100人くらいというのは、精神科医の中で、児童精神科医の学会に所属し、認定されている人の数ですか。

古荘

そうです。わたしは小児科ですが児童青年精神医学会に所属をして、そこで5年以上活動を行い資格審査を受けて認定医をもらった、という経緯です。

佐々木

進んだ海外として北欧をあげられるかなと思ったんですけれど、やっぱりアメリカですか。

古荘

北欧もすごく発達していますし取り組みが早いのは事実ですね。しかし、学問としてわれわれが学ぶのはアメリカです。 学会の調査では、「児童精神科」が多くの国で診療科として承認されているのに、我が国では承認されていない。

児童の精神医療を専門とする診療科はなく、精神科の一部門もしくは小児科の一部門、または内科医が心療内科として担当している所もあります。それこそ「医療のすきま」です。学会もいろいろ働きかけをしているのですが、特に専門家の育成が急務です。また、子どもの発達をみていくということでは、小児科の医者がもっと関わっていくべきでしょう。

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