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南坊 博司さん
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「おまけ付き」留学が、今のニーズ
- 南坊
英語の場合ですと、日本の語学学校で勉強するより、英語環境に身を置きたい、ということで、海外の語学学校で勉強する方が多くいらっしゃいますよね。ただ最近は、単に語学を勉強するのではなく、語学にプラスして何かを身に付けたいという傾向があるようです。
たとえば、まず語学を勉強して、その後資格を取ってから帰国するとか。たとえばバンクーバーの、あるプログラムに児童英語の先生になる、というのがあります。自分の語学学習後、子どもたちに英語を教える方法を学んできて、帰国後子ども向けの英語教室を開くなどです。今は多彩になってきているんですよね。
- 佐々木
それはおもしろいですね。つまり、「おまけ付き」ですね(笑)?
- 南坊
そう! おまけ付き(笑)。
- 佐々木
しかし、昔だったら、留学先の学校と提携をして、そこに何人送り込めばビジネスとして成り立つ、ということもあったかと思いますが、そのような個人の希望に対応していくと、留学のニーズが多様化するとともに仕事としては煩雑になってしまいそうですね。
- 南坊
そうですね。だから対応できるだけの、知識のネットワークを構築しておかないといけない。すでにあるものを提示するのではなくて、お客さまがしたいこと、将来に何を計画しているのかを聞いて、それをしっかりカウンセリングして……。
- 佐々木
カスタムメイド、ですね?
- 南坊
そうです。カスタムメイドの留学をつくるための裏付けは、知識であり、ネットワークであると思うので、われわれとしては、きちんとそれらを構築し続けたいと思っています。
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