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米倉 誠一郎さん
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アントレプレナーとは、イノベーションを遂行する人
- 米倉
アントレプレナーって何かっていうと、僕の定義は、イノベーションを遂行する人なんです。
だから、ラーメン屋を開いたからアントレプレナーだっていうのは違う。世の中には、それもアントレプレナーだっていう人もいるんですけど。そこにイノベーションがあればいいんですよ。今までと違う味だとか、違う接客方法だとか、違うチェーン展開をやるとか。でも、店を開いたり、新しい事業を同じ系列でやったって、僕は真の起業家ではないと思うんです。創業者とは言うかもしれないけれど。
そうすると、イノベーションっていろんなタイプがあるんですよね。
で技術の企業なら、そのアントレプレナーが文系のわけがないですよね。ほとんどの場合は。そうすると大切なのは、その人の血液型がA型とかB型じゃなくって、どういう種のイノベーションをやったかということと、それに必要なナレッジはどこから得たかということが重要だと思っている。
だから、マーケティングイノベーションをやっている人はその種のナレッジが必要ですよね。そうすると、その種のナレッジをどうやって得てきたか、ということに僕は興味があるのであって、生まれがどこだとか、左利きだとかではない。いつも説明するんですけど、わかってもらえる人と、わかってもらえない人がいるんですよね。
- 佐々木
わかってもらえない人がいるんですか。
- 米倉
そう。「違うぞ。最後はリスクテークだ」とかね。
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