自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談

ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第131回 渡辺実さん

win-win

131
防災・危機管理ジャーナリスト、まちづくり計画研究所所長
渡辺実さん

どの災害の避難所か当ててみてください

渡辺

「自助・共助・公助」という、あの言葉は、僕は大嫌いなんですね。我々はタックスペイヤー(納税者)なんですから、当然、あるところまで「公助」を期待しますよ。もちろん、あの震災を経験しましたからすべてができるとは思いませんけれども。しかし「自助・共助・公助」という間を中ポチでつないで、同じ価値観で並べるっていうのはおかしい。

言葉は悪いですけれども、我々は、税金を払って、命を守るために専門の部隊である消防や自衛隊や警察を雇っている。新潟中越地震(2004年)でハイパーレスキューが優太君を救いましたけれども、災害や事故の時に人名を救うために、僕らは税金を払って彼らに訓練をさせ、あるいは資機材を持たせている。そういう関係であるということをしっかり踏まえないといけないでしょう。

「自助・共助・公助」って同じレベルで並べられて、「被災したら個人で自立しなさい、地域で助け合いなさい」みたいな理屈を国や行政がいうのには、僕は今も納得できていないんです。

佐々木

つまり、国や自治体は国民に求める前に、もっと高いレベルになっていく必要があるということですね。

渡辺

災害のたびに同じことを繰り返しているわけですからね。たとえば一番いい例が、1995年阪神のときと、2007年新潟中越と、三つぐらいの避難所で撮ってきた写真を並べてみるんですね。それで、「どの災害の避難所か当ててみてください」って言うんですけど、まず当てられないんです。それは、その場面を知らないということもあるんだけれども、何が言いたいかというと、避難所の写真がまったく同じなんですよ。

佐々木

避難所の環境が向上していない、ということですか?

渡辺

体育館で、布団で、すごい密度で、みたいな……。ということは、被災者がすぐに体験しなければならない避難所の環境というものが、一つも改善されていない。素人にも分かる表現でしょう。

佐々木

改善をするというのは、たとえば、どういう改善がありえるとお考えですか?

3/22

前のページへ 次のページへ
第15回国際女性ビジネス会議 表参道カレッジ e-shopで購入できます
アクションプランナー メロンリペア
e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
ワーキングウーマンの意識調査 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english