ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第119回 久保純子さん

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久保純子さん
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毎年フランスに行きたかったので
- 佐々木
話は変わりますが、確か学生時代のアルバイトで、みのもんたさんに会われたとか。
- 久保
大学時代に、日本テレビのイベントコンパニオンという、スポーツのイベントだったり、テレビのアシスタント、例えば、みのさんの「おもいっきりテレビ」で商品を、お盆を持って出す役目のアルバイトをしていたんです。世界陸上の通訳をしたり。
- 佐々木
それは、お父様の影響?
- 久保
関係なく。それは今もあるんですよ。仲良しの木佐彩子ちゃんや佐々木明子ちゃんも、皆、アルバイトで大学時代にやっていたんですよ。
- 佐々木
そうですか。でも、やはりテレビとかが、好きだったんですね。
- 久保
実はそういうわけでもなくて、こんな言い方をしたらいけないですけど、とても率がいいんですね。他にもいろいろやっていました。ケーキ屋さんも、アイスクリーム屋さんも、パン屋さんもやりましたし、巫女さんのアルバイトもしました。ありとあらゆるアルバイトを、大学時代はしていました。夏休みだけ、毎年フランスに留学したかったので。
- 佐々木
なぜですか?
- 久保
フランス語をやりたくて、フランスに行きたかったので、その費用を貯めるために、月〜金は教職の免許を取るためにびっちり学校に通って、夕方や土日に、そういうアルバイトをしてたんです。
- 佐々木
それで、お金を貯めて、毎年夏休みにフランスに行ってたのですか?
- 久保
はい。2ヵ月弱ぐらい。フランスのトゥールという、パリから1時間ぐらいの町なんですけど、そこがフランスの中で一番標準語と言われる、フランス語がきれいだと言われている学園都市で。
- 佐々木
そこの学校に?
- 久保
語学学校に。それで、ホームステイしていたんです。4年間通いました。
- 佐々木
2ヵ月ずつ4年間! すごい。徹底してますね。
- 久保
徹底してるんですよ。凝り性なので、やるとなったら、結果が見えないと。それで、楽しかったので……。
- 佐々木
フランス語はこれで完璧、と。
- 久保
いや、それがそうでもないんですよ。もう、十何年間もしゃべっていないと、まったく今は、サルコジが何を言っているのか分からないのに悔しさを覚えたり。もう一回チャンスがあれば、やりたいと思っているんですけど。
- 佐々木
私、高校のときにフランス語を勉強したんですが、全く駄目で、中国語に替えたんです。
- 久保
中国語もいいですね。
- 佐々木
高校のときに、第2外国語でフランス語を選んだ私は全然覚えられなかった。でも、上智大学の比較文化では外国の人たちの中で授業が英語で進んでいるでしょう。だから、西洋人の中で英語でフランス語の授業を受けたら、絶対にいい成績がとれないって。西洋人の中で、英語で習う第2外国語は、中国語だって。漢字なら勝てるってね。それで大学1年から中国語に替えたんです。おかげでずっとAでした。
- 久保
素晴らしい。私も、中国語もいいかな、と思ったんですが、今、韓国語にもちょっと興味があって。ドラマで覚えたんです。今は、難しいですけど、長いお休みとかがあったら留学にいこうかと思ってるんです。
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