ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第111回 進藤晶子さん

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進藤晶子さん
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非常勤講師って言っても
- 佐々木
プロフィールを拝見していたら、神戸の松蔭女子大の非常勤講師というのもありました。
- 進藤
偉そうですね。非常勤講師と言っても、授業は前期1回後期1回だけなんです。キャリア研究という授業なんですが、最近増えているそうですね。
- 佐々木
そうですね、私もいくつか大学でお話しさせていただいたことがあります。
- 進藤
毎週いろいろな企業の方が来られて、その会社についてや、その業界について話されるんですけれど、私は、テレビ局で働いた大学OGとして。
- 佐々木
学生さんは、進藤さんの話を聞いて喜ぶでしょう。
- 進藤
そのようです。でも授業中はあまり反応や手ごたえがないので、「面白くないんだ、ごめん」って思いながら家に帰るんです。その後、アンケートを見せていただくと、「こういう話が聞きたかった」「希望を感じるようになりました」とか、前向きなことをたくさん書いてくれていて。可愛い女の子文字で(笑)。
- 佐々木
そうそう、丸文字などの鉛筆で熱心に書いてくれる感想をいただくと、新鮮だし、感激ですよね。
- 進藤
本当、可愛らしさが胸に染みます(笑)。
- 佐々木
どんな話をするんですか? テレビ局での体験談、みたいな?
- 進藤
おもに失敗談ですね。事前にどんな話を聞きたいですかとアンケートを取って、それを中心に組み立てるんですけれど、仕事の醍醐味とか、私のこれまでの経験を。で、私の話だけでは退屈しちゃうでしょうから、写真を見せたり、お仕事でかかわった方に私がインタビューにしたものを短く編集して、最後にそれを見てもらっています。どういう人とお仕事したいですかとか、理想の女性像ってどんなですかとか、いろんな、その方に応じていろんな話をうかがってきたのをつないで、それがかなり好評で(笑)。
- 佐々木
(笑)えらい、そんないろんな仕掛けをするんですね。しゃべるばっかりじゃなくって。いいことを聞いた(笑)。私はしゃべるだけで、何も、そういう演出をしたことがなかったな。
- 進藤
はい。助かってます。
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