ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第101回 渋谷 和宏さん

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渋谷 和宏さん
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テレビやラジオの仕事は新しい可能性を生みますよね
- 佐々木
もう、今は編集長になられて、どのぐらいたちますか?
- 渋谷
2002年4月創刊ですから、6年目に入っています。開発期間を入れると7年目ですね。
- 佐々木
そうすると、そろそろ次のステージを考えていらっしゃるのでは?
- 渋谷
ええ、そろそろ考えはじめていますね。いろいろな可能性を検討したりしています。一つ考えているのは、アソシエのコンテンツを核とした、メディアミックスの展開を考えるような仕事もしてみたいということですね。アソシエのウェブサイトを強化して雑誌との連動企画を打ち出したり、広告の提案をしたりと、アソシエのビジネスをトータルで考えられたら面白いでしょうね。アソシエのコンテンツを様々なメディアで展開するビジネスには大きな可能性があると思っているんです。
あと、これはあくまで冗談ですが、「僕を編集長として雇ってくれるところありませんか」とフリーエージェント宣言をして、どこかに雇ってもらうのも面白いのではないかと(笑)。
- 佐々木
ご自身が? じゃあ、イー・ウーマンに来ていただくのはどうでしょう(笑)。
- 渋谷
そういうことも含めましてのフリーエージェント(笑)。いや、これはもちろん冗談ですけど(笑)。
- 佐々木
先日、「とくダネ!」(フジテレビ系)に出ていらしたでしょう? ラジオにも出ていらっしゃるし。編集長としての次のステップを考えているのかなと思ったんです。
- 渋谷
そうですね。ラジオにしてもテレビにしても、それから講演にしても、外に積極的に出ていくことって、人のつながりも含めて、新しい可能性を生みますよね。アソシエにとっても僕自身にとってもプラスになると思うので、シャイな自分をかなぐり捨てて、物怖じしないでやっていきたいと……。
- 佐々木
ご自身のキャリアもプランニングされているんですね。小説も書きあがるし。
- 渋谷
多くの人に読んでいただきたいですね。これまでの10倍ぐらい売れてほしいんだけどなあ(笑)。僕はどちらかと言えばマイペース型なので、人を羨んだり妬んだりすることがまったくと言っていいほどないんですが、売れている作家だけは本当に羨ましい。売れているという話を聞くと、もうキーッとなってしまいます。
- 佐々木
応援しています(笑)。残念ですが、お時間が来てしまいました。
- 渋谷
佐々木さんはとても聞き上手だから、言わないでもいいようなことも言ってしまった気がします(笑)。
- 佐々木
いいえ、私としては、もうちょっと渋谷さんをガーンと開かせたいな、と思ったんですけどね。
- 渋谷
結構、開いてしまいましたよ。アソシエも僕自身もまる裸です(笑)。
- 佐々木
ありがとうございました。これからも末永くよろしくお願いします。
対談を終えて
以前から何度もお会いしているのですが、これだけ長い時間を二人だけでお話した事はありませんでした。やわらかい、静かなお人柄の中にある先読みの技。示唆に富む、楽しいお話であっという間の対談でした。作家デビューもされていたことも知り、渋谷さんご本人の「これから」に更に興味がわきました。末永くご指導いただきたいと思います。
27/27
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