スポーツドクターとして、プロスポーツ選手から障害者スポーツまで幅広くご指導をされている辻秀一さんを講師に迎え、自分らしさを発揮するためのメンタルトレーニングを学ぶ「自分らしく生きる心の習慣〜イチローに学ぶ『ここぞで輝く!』法〜」が7月16日(火)、ewoman本社セミナールームにて行われました。
■参加された方々
管理職として部下との接し方をよりよくしたいと思われる方、キャリアアップのために、さらに自分らしさを追究したいという方が参加されました。職種は違えども、自分らしさを求める心は同じ、休憩のない2時間の長丁場にも集中力を切らすことなく、熱心に辻さんの話に耳を傾けていらっしゃいました。
■イチローを分析すると、自分らしさを見つけられる!
自分らしさを率直に表現したいというのは、誰もが願うこと。簡単なようでいて、誰もがうまくできることではありません。しかし講座のタイトルにもなったイチロー選手は、並外れた実力だけではなく、ここぞという場面でその実力を発揮し、活躍できる力を備えています。これは、セルフイメージというものの存在が大きいのです。
辻さんはセルフイメージの存在や、価値、またそれをキープしていく方法を、イチロー選手だけでなく、タイガー・ウッズやイアン・ソープ、原田雅彦選手など、みなさんにもおなじみのプロスポーツ選手の例を交えながら、わかりやすく解説してくださいました。
■すぐ実践できる、セルフイメージの拡大方法
マラソンの小出監督が高橋選手にするように、人に対して感謝の心を持つこと。ワールドカップで多くのサポーターがしたように、心から人を応援することなど、セルフイメージを大きくする方法はちょっとした心がけですぐ実践することができるものばかり。
質疑応答で、システム開発のお仕事をされていて、部下とコミュニケーションがうまくとれないと悩まれている方に対して、「自分は本当にその人たちを理解しているのだろうかと考えてみてください。誰かを教育しようとする時、人は話すばかりになりがちですが、その前に相手の話を聞くこと。それが一番簡単にできる方法です。そして無視されても挨拶を続けてみてください」と具体的なアドバイスもありました。
最後には辻さんより今回の講義の内容とも関係が深い7月23日発売の著書『ほんとうの社会力』(日経BP社刊)のプレゼントが! 直筆のサインを手にしたみなさんは口々に満足されたとおっしゃり、辻さんご自身のセルフイメージも最高に大きくなられたようでした。
■参加された方々のご感想
- 「今やるべきことをまずやる」ということを学んだ。
- 自分の行動と照らし合わせて聞いていたら、疲れてしまうほどだった。楽しかった。
- 元気をもらいました。
- おもしろかった。会場が大きくないだけに伝わるものがあった。
- 大変勉強になりました。また続きがあればぜひ参加したい。
- すごくよかった。すっきりとした気分になった。