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病気を患う「大人」と「子ども」(2004年2月21日)
社会の意識も未熟なのかも
最近の民主党をみると、政権をとることが目的になってしまって、本末転倒しているというか、やっぱりまだまだ未熟さを感じますね。
日本の政治を考える時に、どうしても足の引っ張り合いというか、パワーゲームのために、重箱の隅をつつくような行動ばかりのような気がします。もっともわたしたち社会の意識も未熟なのかもしれません。政治家が基本に立ち返って信念のとおりに行動すれば、おのずと支持は付いてくる……というような社会であればいいのにと思います。
青年誌ですが、『週刊少年マガジン』に連載されている「クニミツの政」という漫画は、政治家を目指す元ヤンキーの話で、そんなうまい展開、現実にはちょっと……と思うようなところもありますが、素直な気持ちで政治に取り組んでいるところは、多くの先生方に読んでいただきたいものです。その漫画をみてどう思えるかも一つのユーモアのセンスかな、と思います。藤田さんもぜひ!(四葉のクローバー)
権力は絶対的に腐敗するからこそ
企業でも同じことが言えると思いますが、民主党には共通の価値観、結党の理念が共有されていないか、そもそも理念がないということではないでしょうか。市民が主役というキャッチコピーはあるのですが、○○だからという部分が欠落しているのだと思います。
本当は結党の理念があったはずだと思いますが、政権交代が自己目的化してしまって、自民党と大差ないことしかできない政党になってしまっているというところではないでしょうか。
権力は絶対的に腐敗するからこそ、政権交代が必要です。市民社会は地方ボスが牛耳るのではなくて、自立した国民・企業の健全な行動に依拠するはずです。そういう部分では自民党に期待できないから、民主党に頑張ってほしいと思うのですが。
ところで、藤田さん、民主党の若手には期待できる人材がいると思うのですが、そういう人物にも焦点を当てていただけませんか。(A6M2)
センスのなさを感じる
今回の古賀議員への対応に限らず、民主党にはあらゆる意味でのセンスのなさを感じずにはいられませんね。それどころか首相の椅子と引き換えに魂を売ってしまった旧社会党に、どことなく似ている感じがします。よって菅党首を筆頭とした民主党幹部や議員に、ユーモアに富んだ対応を求めるのは酷なのでは? 共産党のコメントにはユーモアとウィットを感じますね。(いまいくん)