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20世紀の戦争から学んだ教訓(2003年8月16日)
念ずれば花開く
軍事力を使わずに平和な国ができるのは、世界中で日本だけだという人がいます。被爆国だからでしょう。本当に可能性があるならば本気で考え、行動してくれる政党に投票したいと思います。不景気、少年非行、有害物資などよりも、最優先で取り組んでほしいものです。夢物語でなく、可能性が少しでもあるのなら、実現したい。それができたら、日本国、国民の成果は、ノーベル平和賞ものです。戦争で亡くなられた世界中の人々への何よりの供養です。念ずれば花開く!です。
深く静かに考えた終戦記念日
「今年ほど8月15日の終戦記念日が話題にならなかった年はなかったのではないでしょうか」との書き込みに、「え?」と目を疑いました。
ひそやかですが、NHKでさえ、戦争に関するアーカイブを流しておりました。0時から1時間あまり、あまり目立つ宣伝もしておりませんでしたが、8月15日が気になる人間には、目に入ったはずです。8月11日から15日まで5日間続けての放送でした。BS1では、「カラーで記録した第二次世界大戦」という番組が、8月12日から4回続けて夜11時から放送されました。8月17日にも、テレビ朝日が「スクープスペシャル」で東京原爆作戦について放映しておりました。新しくアメリカで発掘されたフイルムを使っての、切り口を変えた「戦争を考える」番組だったと思います。
マスコミは「戦争反対」を声高に唱えてはいませんが、深く静かに、わかってくれよと人々に言いたいのではないでしょうか。感度良好な、オピニオンリーダーになっていただきたいものです。小泉さんも、アメリカには「わかった、協力するよ」と言いつつ、バグダッドが安全になるまで、後方支援部隊を出さないくらい、2枚舌が使えると頼もしいのですが……。(akagi)