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危機意識がないのは誰?(2003年5月24日)

事なかれ主義と減点主義の弊害

前例がない、と官僚のよさが発揮できない、という点もわかりますが、わたしはむしろ、日本社会にはびこる事なかれ主義と減点主義の弊害が、このような判断ミスを引き起こすのではないかと思っています。

上司の耳ざわりのよい情報は、すぐにあがっていくのでしょうが、問題を引き起こしそうなこと、(本来はそちらにこそ取り組むべき必要性があるのに)面倒なことには、なるべくかかわり合いたくない、という風潮があるのではないでしょうか。

きちんと問題を提起し、それを未然に防いだ人にきちんとした評価と報酬が報われる社会であれば、もう少し合理的に物事が判断され、処理されるような気がします。ことを起こすのは不利、問題になるよりは、ふたをして先送る、これがまん延しているのが今の日本ではないでしょうか。

そのなれの果てが生保の予定利率引下げ、りそなの公的資金投入、など、どれも10年前に処理していれば、という問題の成れの果てです。「大手銀行は破綻しない、破綻の恐れもない」と5年前に公約し、前柳沢金融大臣も「金融機関は健全」と公言したがために、嘘で嘘を固める方策が数年とられて、あいまいなまま税金が無駄にされ、一般庶民が血を流す、という構図だと思います。

ではこれをどう改革するべきか、それはかなり時間がかかりそうです。本来なら、小学校教育、そのあたりからの意識改革が必要かもしれません。今日のような、先生の話を聞くだけの一方的な教育。プリゼンの能力や自分でものを考え処理する訓練があまりに欠如しているうえに、出る杭は打たれるという文化。その中で醸成されるのは、上司の言うことを忠実に聞く、思考が停止した人間だけかもしれません。一朝一夕には変革できないところに、日本病の病の深さがあるような気がします。

つけて治る薬がないような気がします。生まれ変わらないと。再生。(はるたいママ)



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