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女性天皇を国民投票で 2001年12月8日
メディアがあまり伝えないこと
実は男の子、女の子の問題よりも私には気になったことがありました。朝日新聞で、赤ちゃんのためのお部屋をリフォームし、その費用は2900万円だった、という小さな記事を見つけました。私たち庶民の感覚では、それはほとんど一軒の家が建つ金額です。さらにインターネットで、皇室にどの位の費用がかかっているか、調べました。宮内庁のホームページによると毎年約200億円近い数字が、税金から計上されていました。しかも皇室の所得には所得税も相続税もかからないのです。皇居の都市計画税や不動産税などはどうなっているのかも調べようと思いましたが、ネットではわかりませんでした。
天皇への国民投票、賛成です。上に述べたような内容は、新聞でもほとんど語られることはありません。この不況の世の中、リストラされたお父さんは明日からもう収入が無いとわかっていても、最後のお給料から税金を払わなければならないのです。小泉内閣の構造改革のテーマにあがることもありません。無税には違和感を感じますが、みんながそれでも喜んでというなら、それはそれでよいかもしれません。いずれにしても、そういう事実を事実と知って、その上で税金の使い道としての議論を重ね、決定されるべきだと思うのです。メディアの報道はここのところに触れないようにされています。みんな、今日の皇太子妃の洋服の色は知っていても、彼等の家計がどのように成り立っているかには気が回りません。国民投票ということで、そういう部分にも関心が及ぶようになればと思います。(匿名)
今の皇室典範は時代遅れ
私は、女帝でもいいと思っています。だいたい今の皇室典範が時代遅れだと思います。もし、このまま男子のみを継承者にするとしたら、近い将来各宮家もなくなりますし、天皇家の存続も危なくなります。それと週刊誌などでは、旧宮家の復活を、とも書かれていますが、これは絶対反対です。今の皇室のありかたも問われていると思います。「国民とともに」と言いながら、とても国民には遠い存在で、ただ、税金ばかりを使っている、と過激な人に言われても仕方のないことのように思います。いまこそ、皇室のありかたを考えるべきであり、妃殿下に、なにがなんでも男の子を産めというのは酷ではないでしょうか。宮内庁のお偉方はもっと時代を考えるべきだと思います。国民とともに歩む皇室をめざしているのなら、今の状況をよく考えるべきであり、皇室そのもののありかたも考える時期なのではないでしょうか。(ユキちゃん)
呼びかけをまっています
大変明るい話題です。ぜひ実現しても良いと思います。実行に運動を発展させていきましょうね。呼びかけをまっています。(東瑛子)
男性でないといけない根拠は?
大賛成ですね、国民投票。絶対に国会だけで決めてほしくないです。この件は政治とは関係のないことなので、国会議員が国民に代わって発言できるものじゃないと思うのです。
わたしの考えは、イギリス王室のように、直系の第一子が男女に関係なく皇位を継承するというのがベストだと思っています。そうでないと、税金でまかなう皇族が増えてしまうからです。日本にはもうそんな余裕はありません。第一子に皇位継承権を与えれば、今の皇太子も今までと同じように皇位継承することには変わりないですし。
よく言われているのは、どうしようもなくなったら女性でも皇位継承できるような改正ですが、大体、男性でないといけないという根拠は何なのでしょうか?
それが納得のできるものであれば、まあ賛成できるかもしれませんが、恐らく説得力のある理由があるとは思えません。
藤田さんは「急いで皇室典範改正をしなければならない問題ではない」とおっしゃっていましたが、仮に、わたしの案が通った場合(可能性ありますよね?)、すぐにでも改正して敬宮様には将来の天皇としての教育を始めなければならないでしょうから、そんなに悠長に構えてもいられないですよ。(シアン)
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