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第2回 奈良房永さん
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〜奈良さんを知る12の質問〜 |
Q1 |
子どもの頃になりたかった職業は? |
A1 |
じつは検察官か、裁判官になりたかったんです。日本で。法律関係で働きたいというのはありましたね。
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Q2 |
どんなお子さんでしたか。決めるとまっしぐらというのはお話を聞いてるとよくわかりますが(笑)。 |
A2 |
全然男の子にもてなくて、ガチガチのガリ勉まじめタイプ。
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Q3 |
今、いちばん大事なもの。
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A3 |
家族。とくに9.11のあとそう思います。
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Q4 |
もっとも幸せを感じる時間は。 |
A4 |
パートナーになりましたって知らされたとき、すごくうれしかった。ローレビューのメンバーに入ったって言われたときや、ニューヨーク州司法試験の合格がわかったときもうれしかった。仕事だとそういう瞬間ね。プライベートでだったら、子どもが「にーっ」と笑ったというような、何でもないときがすごくハッピー。
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Q5 |
1日の基本的な生活パターンは。
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A5 |
5時半に起きて、すぐご飯の用意をするか、シャワーを浴びる。そして、子どもをたたき起こして。とくに、今、テロの後遺症でバスが家の近くまで来られないので、子どもをバスの前まで送って行くんです。それから、下の子のお昼と、子どもたちの夕飯を作ってから出てきます。オフィスに来るのが8時から9時の間。下の子はだんなが朝幼稚園に連れて行きます。帰宅時間は7時から7時半の間が目標。子どもたちが8時半くらいに寝るまでは、学校で何があったとか、宿題をやってあるかって大騒ぎ。子どもたちを寝かせたあと、だんなとご飯を食べて、ニュースを見ながらソファでつぶれてしまうことも。前はもう少し遅くまで起きていたんだけど、最近は10時半頃に寝てしまうことが多いなあ。
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Q6 |
ご主人さまはどんな方ですか? |
A6 |
2人を知ってる友だちからは、「あなたは奈良さんがいるからもっているのよ」って言われます。私と正反対です。おとなしくて、すごく我慢強くて。
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Q7 |
落ち込むことはありますか。そのときの解決法は? |
A7 |
しょっちゅうです。一番ひどいときは寝ますね。じゃなかったら、食べる(笑)。
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Q8 |
ニューヨークでいちばん好きな場所。 |
A8 |
ワールドトレードセンターの一番上に行くの、好きだったんですけどね。自宅のアパートの前を流れるハドソン川沿いを歩くのもすごく好きです。
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Q9 |
ニューヨークという街を表現するなら。 |
A9 |
ひたすら可能性を秘めているところ。
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Q10 |
最近夢中になっていること。 |
A10 |
上の子がアイススケートをやってるんで、私も一生懸命練習してる。セントラルパークに広いリンクがあるので、よくそこで練習してます。
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Q11 |
座右の銘。または、お子さんたちによくおっしゃること。 |
A11 |
そういうふうに、かっこよく生きてないんだよなあ(笑)。うちの子どもたちには、正直に生活することを強調していて、うそをついたらすごく叱ります。人に対してばかりでなく自分に正直なことも大切だと、私は本当に思うから。
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Q12 |
感銘を受けた本。 |
A12 |
最近じゃないんですけど。私が落ち込んだときに2回読んで、けっこう元気になったのがパール・バックの『大地』。高校生のときと、その10年後、こっちに来るか来ないかの頃に、今度は英文で読んで原点に返れた。人の生き方が、地に足がついている感じなんですよね。
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6/6
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