
持病の薬の情報だけは常に持っています(里穂・愛知・パートナー無・39歳)
昨年家の耐震診断を受けたところ、案の定危険と判断されました。木造で43年経っています。地震が起きた際どこにいるかが不明ですけど、これも運、定めと思い状況に応じるほかないです。ただ、持病があるため薬の情報は持ち歩いています。
ペット連れの被災者はどうすれば?(mameminto・兵庫・パートナー無・29歳)
私は阪神大震災を経験しましたが、地震への備えはお恥ずかしながら出来ていません。阪神大震災時に家屋の倒壊はありませんでしたので考えませんでしたが、うちには自分の愛息子のように可愛がっている柴犬が居ます。万が一、避難所生活を強いられる場合、愛犬はどうなるのでしょうか? 動物アレルギーの方もいらっしゃったりと、避難所での集団生活は無理ですし……考えたら不安でなりません。
ペット連れの被災者のケアを神戸のNGO団体が始めたという事を知りました。今後の展開を見守っていきながら、自分ならどうするか考えていかなくてはならないと思っています。
やはり自治体に頼らざるを得ない部分が……(ロクサン・東京・パートナー無・24歳)
以前私の父が役所の防災関係の仕事をしていたこともあり、地震等の防災対策には特に気を使っているつもりです。しかし、阪神淡路大震災や今回の新潟地震の報道を見ていると、ライフラインの回復や長期的な避難生活は地方自治体・国の力に頼らなければならず、個人の力ではどうにもならない不安を感じずにはおれません。
コミュニティを大切にすることも重要(有依・埼玉・パートナー有・26歳)
備えらしいものはまったく準備していません。災害時には、アレとアレを持って逃げようと考えているくらいです。しかし先日の中越地震で、初めて地震を怖いと思いました。一人で家にいたのですが、10階建てマンションの廊下がキィキィ音をたてていて、とても不安でした。驚いて廊下に出てきた方たちと一緒に、管理人さんを呼びに行きました。知らない人でも誰かが周りにいるだけで、安心することがあると初めて感じました。ニュースを見ていても、避難所へは行かず、近所の駐車場に集まって、持ち寄りのテントや食料で生活を共にしているコミュニティがありました。普段からご近所のコミュニケーションを大切にしようと思いました。
プライベートな空間があれば違うのでは?(くままん・神奈川・パートナー有・31歳)
一応防災袋みたいなリュックを用意していますが、自分で用意しながら不安な頼りない状況です。藤田さんがコメントされているように、たとえほぼ万全なセットがあるとしても、それが一箇所においてあっては意味がないのでは? もし家族が別に行動するようなことがあった場合、個別にすぐに持ち出せるようなセットにしておくほうがいいのか? 賞味期限のチェックと補充は? かさばるものを人数分用意するのは大変、車の中にも1セット入れておいたほうがよさそうだ……などと考え出すと、本当に気が遠くなります。
考えてみると、通常家の中にある食料をあてにした、最低限にも満たない用意しかしていません(理想は一週間分は用意したいと思っているのですが三日分もなさそう)。
今回の地震で、はじめは「寒さと空腹」をとにかくしのげることが大事と思いましたが、体育館などで集団で非難している様子を見ていると、プライベートな空間を早く用意してあげたいと強く感じます。それこそ、カーテンひとつででも区切られた、自分の落ち着ける空間(それだけで落ち着けるとも思えないですが、とりあえずは違う気がします。想像しかできませんが……)。防災の備えの中にテントもほしくなるような気分です。
私の場合、考え出すとどうも不安になり冷静さを欠いてしまう気がします。
「いつ来るかわからない」「来ないかもしれない」「でも、来た時には大事態」ということに備えることは、頭では分かっているつもりでもとても難しいです。皆さんの工夫など、聞いて参考にして我が家の防災袋を見直したいです。
予測できないのが自然災害の恐ろしさ(りんべる・イギリス・パートナー有)
以前に防災袋を作って玄関に置いていましたが、最近はその中身も確認しないままでいます。しかし、今回の災害をみても、やはり油断は許されません。現代の科学をもってしても予測できないのが自然災害の恐ろしさです。日ごろ、最低限でもこれだけは備えた方が良いという具体的なアドバイスが欲しいです。今だからこそ動けるような気がします。