賛否両論うずまくなか可決された年金法案。法案の中身もさることながら、そこから付随して起こった年金未納問題は、わたしたちが普段意識していなかった年金に対する意識を呼び起こし、あらためてライフプランニングや、社会保障のあり方を見直す機会となりました。

また、今回の強行採決にあたっての与党と野党の攻防では、久しぶりに飛び出した牛歩戦術が話題を呼びました。また、今回の国会会期中、国会議員として不適切な言動があったとして、懲罰動議の対象となった議員が19人に上り、平成に入って2番目に多いことが明らかになりました。

今回の動きに、二大政党制の実現や、野党の役割、国会議員の役割などについて考えさせられることが多かったできごとだと思っています。参議院選挙まであと一カ月をきりました。今、一番政党の動きをウォッチしたい時期だと思います。今みなさんが、国会、国会議員に感じることをぜひお寄せください。