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2004/4/19(月) - 2004/4/23(金)
2日め

テーマイラク日本人人質事件に思うこと、ありますか?

今日のポイント

3人の人質は無事解放。事件がわたしたちに投げ掛けたものとは?

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凡例
キャスター
弘中百合子
弘中百合子 『ロゼッタストーン』

みなさんからのたくさんのご意見に、この問題についての関心の高さを感じます。今回ほど「自己責任」という言葉が日本中で使われたことはありません。人質になった人たちは、ある程度の危険は予想して行ったのでしょ……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

嫌がらせをする人が少なからずいるという事実(しまこ・京都・パートナー有・36歳)

まずは3人が無事解放されてよかったです。この事件は会社でもずい分話題になりましたが、反応はさまざまでした。彼らが間違った行動をしたとは思いません。個人の力は小さいけれど、政府組織がカバーできない面を、個人やNGOがフォローしていくのは、必然性があると思うからです。一番腹立たしかったのは、拉致された家族への嫌がらせに関する報道でした。「死ね」と書かれたファックス、延々と仏具が鳴らされる電話、中傷の手紙。郡山総一郎さんのおばあさまは心労で入院されたと出ていました。そして、そのような嫌がらせをする人が少なからずいるという事実は、わたしにとって事件と同じ衝撃でした。日本人のメンタリティはどうなってしまったのでしょうか。本当に情けなく思いました。

それ相応の覚悟(苔・東京・パートナー無・28歳)

3名の方が人質となられた際にすぐにメールが届きました。3人を助けるために自衛隊撤退を働きかけようというものでした。ただ、悲しい思いをされているご家族の方の陰で、ご苦労をされている政府関係者などがいると思うと、体が2つに引き裂かれるような思いをしました。何事にも時期があると思います。危険を冒してまでも達成しなければならない何かがある場合には、それ相応の覚悟と、自分のことは自分で守る力も必要だと感じた事件でした。ほんの少しの油断が多くの人を巻き込んでしまう危険性を持っていると思うと、わたしにも起こり得る過失かもしれず、心が痛いです。

事なかれ主義がありありと見えた(midomido・神奈川・パートナー無・28歳)

日本では、勝手なことをしたという批判が多数で、大変な騒ぎになっていますが、彼らは被害者であるということを忘れていないでしょうか。自衛隊がイラクのために行ったというならば、彼らもイラクのために働いているという事実を無視して、彼らだけが勝手なことをして、勝手に誘拐されて、日本に迷惑をかけたと、そう言えるでしょうか? また、自衛隊になにかあったら、日本政府は全力を尽くして助けるでしょうから、イラクのために働いている日本人を助ける義務も当然日本政府にあるはずです。政府の自己責任うんぬんという、あの声には「面倒くさくなるようなことはすべてするな」という事なかれ主義がありありと見えて、うんざりしました。世界のために死をも覚悟して、働いている民間人に日本は誇りを持つべきじゃないでしょうか。

報道はあからさまにあおりすぎ(esuki)

わたしの家族がイラクで人質になってしまったらと思うと、連日報道されていたような、人質ご家族のようには主張できない。「自衛隊を3日以内にただちに撤退させてください。それで、どうか、わたしたちの家族を助けてください」は自分勝手すぎる。てんやわんやしてやっとこさ派遣した自衛隊・その派遣と駐屯費用も考えると、邦人3名拘束という理由のみでそれを覆す国なんてありえない。理解できない。

こればかりは、小泉首相の対応は事件発生後すべての過程において適切だったのではないでしょうか。また、マスコミの報道はあからさまにあおりすぎです。家族の気持ちを国民の気持ちとすり替えて宣伝、広報することを誰が許しているのでしょうか。あくまで客観的に事実を伝えてほしいものです。マスコミは世論を作る側ではないということをわきまえてほしい。あらゆる場面で正義面していたのでは、報道の信頼性にかけます。それを真に受けない人になりたいです。

「人道」という概念(うさ・東京・パートナー無・30歳)

この事件が起こってから、わたしは自分の両親にこう伝えました。もし、今回のような状況で自分自身が人質になったら、今回のご家族のような行動は一切とらないでほしいと。3名の方々は、自己責任の下でイラクへ向かわれたはず。国は、入国をしないよう勧告を出していたはずです。そのため、ご家族の対応や発言に対して、非常に違和感を感じました。ただ、あるニュース番組で、「人道という視点からは、この3名を救助する責任が国にはある」という発言を耳にしました。自分の中で「人道」という概念が確立されていないので、この言葉の意味を昇華できていないのですが、この言葉が非常に気になっています。

解放後「まだイラクに残りたい」は……(sunchild220・パートナー有・28歳)

無事に解放され、本当によかったと思っています。さまざまな嫌がらせが、人質の家族に相次いだようですが、あってはならないことだと思いました。危険な時期に出掛けるなんて無責任だという意見も多かったようですが、危険を覚悟の上でイラクの人々に援助をしようという志は立派だと思います。わたしにはできないことですから。ただ、解放後「まだイラクに残りたい」と言ったのは、どうかと思います。日本をはじめ、世界中の人に助けてもらってようやく解放されたのですから、しばらく状況が落ち着くまではボランティアもお休みしたほうがいいのではと思います。

どれだけの迷惑をかけた理解してもらいたい(メイ・サートン・兵庫・パートナー有・39歳)

まず、無事に開放されたことに安どしています。しかしながら、戦闘地域へ「ボランティア」と称して入国することの無鉄砲さ、浅はかさには驚かされます。また彼らが拘束されたことが日本の政策にも大きく影響を与えかねなかったことを理解されているのでしょうか? この戦争の背景、原因は単純なものではありません。政治、宗教、経済などに各国の思惑が絡み合った複雑なものです。そこへ自分で身を守る術を持たない民間人は、行くべきではありません。外務省、ジャーナリストなどミッションをもって行かれる方は、必要に迫られてのことですし、目的も明確だと思いますが、今回彼らが拘束されたことがどれだけ多くの人に、ついては国にもどれだけの迷惑を掛けたのか、十分に理解していただきたいと思います。

今後はそのパワーを国内の福祉などに注いでほしい(mameminto・兵庫・パートナー無・28歳)

人質が解放されたことは心からよかったと思います。しかし、今回人質となった方と家族に非難があり、わたしにもその感情が芽生えたことは否めません。外務省からイラクより撤退するように勧告が出ていたにもかかわらず、危険地帯に踏み込み、結果的に周囲に多大な迷惑を掛けていました。民間人がイラクのために尽くすこと自体は反対ではありませんが、日本に居てもボランティアならできることはたくさんあるはずです。なぜ今、イラクなのでしょうか? 今回の事件では、こんな時期にイラクへ行かれた彼らに浅はかさを感じました。かたくなな態度を取らず、今後はそのパワーを国内の福祉などに注いでほしいと思います。最後に3人が心身ともに早期回復するよう、お祈りしています。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

どんな立場での援助が望ましいのか

みなさんからのたくさんのご意見に、この問題についての関心の高さを感じます。

今回ほど「自己責任」という言葉が日本中で使われたことはありません。人質になった人たちは、ある程度の危険は予想して行ったのでしょうが、まさか自分たちが拘束され、今回のような駆け引き材料に使われるなどとは、想像もしていなかったことでしょう。解放直後の「イラクに残りたい」発言についても、普通の精神状態での発言ではなかったかもしれません。死ぬか生きるかの極限状態を経験した人たちです。いまも、精神的に、かなり不安定になっているそうなので、ゆっくり休んでいただきたいと思います。

しまこさんがいうように、人質の家族への嫌がらせが相次いだというのは、ひどい話です。議論は議論として、別な場所で堂々と行うべきで、弱っている家族をさらに追い詰めるような仕打ちは、人間として許されるものではありません。

ただ、今回の事件を通して、わたしたちは本当にいろんな事実と向き合うことになりました。イラクの人たちの日本への好意、そして最近増しているらしい敵意。アメリカとの関係。自衛隊の問題。宗教の問題。そして、「自己責任」の範囲について。

相次ぐ人質事件を見ていると、今回人質になった人たちがイラクに行っていなくても、いずれ、日本人の誰かが拘束された可能性は大きいような気もします。「3人の(あるいは5人の)無謀さ」だけを非難していたのでは、問題は何も解決しません。イラクの混とんとした情勢は、まだまだしばらく続きそうです。日本としては、どういう立場でイラクを援助していくのが一番望ましいのでしょうか。

スペインのサパテロ新首相は、4月18日、スペイン軍の早期撤退を命じたそうです。スペインのニュース番組では、これに反対する勢力が「政府の方針は間違っている。そんなことをすれば、同盟国の信頼を失ってしまう。まだ、現地に残って活動しているほかの国を置き去りにして、わが国だけが撤退してよいものか」と強く反論していました。深い葛藤を抱えているのは、日本だけではないようです。

弘中百合子

弘中百合子

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