自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > サーベイリポートデータベース

ewomanサーベイリポートデータベース

サーベイ

2002/10/21(月) - 2002/10/25(金)
5日め

テーマ海外での危機管理対策、していますか?

今日のポイント

自分なりの危機管理対策、立ててみてください。

投票結果 現在の投票結果 y53 n47 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
高松正人
高松正人 マーケティング研究員

今回のテーマでは、わたしのコメントよりも、メンバーのみなさんの実体験にもとづく投稿のほうが、はるかに説得力を持って、危機管理の大切さを訴えていたようです。NAGOさん、本当にたいへんな目に遭いましたね……

コメントの全文を読む

これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

注意をしているという態度(ぴこら)

現在、南米のボリビアという国に住んでいます。比較的安全と言われているこの国でも、軽犯罪やちょっとした暴動は日常です。まれに観光できた日本人を見かけると、それなりに小汚い感じの格好で、一見すると現地になじんでいるかのようですが、住みなれたわたしから見ると、やはりかなり目立っています。しょうがないですよね。実際に外国人なのだし、観光客なのですから。わたしもときどき観光客に見られることがあります。が、今まで特に被害はありません。気をつけていることは、何かありそうなときは現地の人(必ず複数)に情報を聞くこと、夜道や人通りの少ない道を行くときは、ときどき後ろを振り返ることです。注意しているという態度を見せることは、軽犯罪にいたっては防止できるのではないでしょうか。

安全はお金で買う(NAGO・東京・既婚・31歳)

つい先日、パリ旅行中に地下鉄車内でスリ、というか、ひったくりにやられてしまいました。夫と2人で地下鉄に乗ろうとした時のことです。乗車直後に、夫が2人組の男のひとりにいきなり足を押さえられ、身動きがとれなくなり、あっという間に財布を奪われました。約十数秒のできごとでした。とっさにわたしが「NO! 」と叫びましたが、男2人に羽交い締めにされていては何もできませんでした。その時は、怖さと悔しさでいっぱいでしたが、後から考えてみると、わたしたちにもいろいろと落ち度はありました。その日の夜は、レストランに行く予定だったので、夫がスーツを着ていたんです。外国人が地下鉄でスーツなどを着ていたら、たしかにカモにされるかもしれません。昼でもタクシーを利用すべきでした。わたしは、絶対自分のほうが狙われると思っていたのでガードしていたのですが、カップルでは男性が狙われるそうです。それも、ちょっと考えれば当然のこと。周りに人がいても助けてくれるとは限りません。ケガがなくて何よりでしたが、高い授業料を払ってしまいました。安全は、お金で買うんだなと、実感しました。

いったい何をしたらいいのか……(aoimimie)

トータルで十年ほど海外で生活していたので、基本的には「YES」です。今は日本に住んでいますが、海外出張が多い夫は仕事があれば、いつでもどこでも出かけていくので心配です。最近では、どこなら安全という場所はなくなってきましたが、夫の行く先は、アメリカ大使館が閉鎖された先月の上旬のインドネシア。つい先日は爆弾テロのあった翌日にフィリピンから帰ってきました。本人いわく、「個人のレベルで気をつけられることじゃない」と。たしかにそうなのかもしれませんが……。

のんきすぎるのかもしれない(ゆきにゃ・既婚・28歳)

バリ島は、昨年友人と旅行しましたが、スマトラなどに比べて暴動もなく、テロとはほとんど無縁な安全な場所だと思っていました。今回のテロ事件を聞いて、自分はなんてのんきなんだろうと思い知らされました。昨年のニューヨークのテロ事件の後にドイツに行きました。入国時のチェックが厳しくなっていて安全だろう判断したためです。日本にいるのが一番安全かもしれませんが、やはり海外旅行はしたいので、大手の旅行会社で、なおかつ現地係員がいて、また自由行動の少なく、何かあったら連絡がとりやすいツアーを選ぶようにしています。もちろん行く前には大使館や外務省などのホームページでの情報収集はきちんとしてます。

海外危機管理対策プログラムに入りました(sohmi・東京・未婚・29歳)

わたしは、3カ月間の短期ではありますが、オーストラリアに行きました。ちょうどそれを決めた時に、昨年のニューヨークテロ事件が起きたばかりだったこともあり、留学あっせん業者から勧められた、ある保険会社関連の海外危機管理対策プログラムに入りました。通常の保険料金に金額をプラスして参加したので、金銭的には高い買い物でしたが、事前にオーストラリア、またステイ先の情報をいろいろと入手できたこと、またステイ中に、わたしにもしものことがあった時の安心料(自分も含め親への)だと考えれば、無駄ではなかったと思っています。でも、そのプログラムに入る、入らないというより、自分の意識が一番大事だとは思いました。来月には友人とヨーロッパ旅行に行くので、目的地であるローマとパリの情報を今、集めています。楽しい旅行にするために、事前の情報収集は大切だと思っています。最近はとくに物騒な事件が多いので、どこで何が起きてもいいように、旅行の前に、ある程度のリスクを覚悟しておくのは必要だと思っています。国内も含めてですが、いつ、どこで何があるかはわかりませんものね。

抵抗せずに(sacchin・千葉・未婚・34歳)

航空会社に勤めていますが、日本の飛行機だと現地に着くまで、国内にいる気分が強いのか、安全ボケしている日本人がとても多いと感じています。かばんも財布も開けっぱなし、出しっぱなし。一歩外に出たら、もっと危機感を持ったほうがいいですね。わたしは外では、財布はバッグから出しませんし、パスポートも持ち歩きません(コピーを持つことはあります)。ホテルを出る時は、主な荷物はスーツケースに大ざっぱに入れてロックします。それでも盗難などに遭ったら……。抵抗せずに渡すことです。何にもなくなったって、生きていれば日本に帰れますから! 

日本のようなほかにはない(brandyh)

アメリカのビジネスホテルでのこと。友人に見ていてほしいとキャリーケースを預けてチェックアウトしている隙に、盗まれた同僚がいました。預けた友人の注意が薄くなった隙を狙っての犯行で誰も気づかなかったとのことです。また、旅行中も、団体・大勢でいるとつい気が緩んでしまっているように見受けられます。以前、スペインへ旅行した時、バルセロナのランブラス通りでは、「絶対カバンを手に持ってはいけない。持つなら地元のデパートの買い物ビニール袋に入れて持つこと」と注意されました。カバンに現金で300万円を入れていた日本人旅行者が引ったくりに遭って以来、「日本人は大金を持ち歩く」という噂が広まり、特に狙われるようになったとのことでした。実際、現地の人と思われる男性さえ、手に持っていたセカンド・バックを引ったくられそうになったのを目の前で見て驚きました。イタリアでも同じで、北部はまだ安全でも、南部のローマでは、いわゆるブランド通りで、無防備な日本人の後ろをずっと尾行している怪しい目つきの男性をよく見かけました。彼らは日本人がどの店に入り、どんな物を買い、財布をどこにしまうのか、金回りはいいのかをしっかりチェックしているようでした。たとえ危ない目に遭わなかったとしても、何個もブランドの紙袋を携えている姿は無防備でみっともないと思います。そういった一部の日本人観光客のせいで、「日本人」がますます獲物として見られてしまう。海外に出たら自分は一個人ではなく、日本人なのだという意識をしっかり持ち、行動してほしいです。

ホテルやレジで(johnmelon・東京・51歳)

テロなどからは逃れられませんが、身近な危機管理としてホテル滞在中には(エネルギーのことを考えるとお勧めはできませんが)、外出時でも灯りやテレビをつけておき、部屋のクリーンアップは頼まないようにしています。買い物をした時は、レジで支払をすませたあと、必ずその場でカードや財布をバッグにしまうこと。けっして歩きながらお金を取り出したりしないよう心がけています。この癖がついているので日本のレジでもそうしています。店員や後ろに並んでいる人は、すぐ場所を譲れという顔をしますが気にしません。日本だって引ったくりはいますからね。

海外での服装(こうむ・神奈川・既婚・43歳)

以前、ヨーロッパに住んでいた時、鋼鉄の扉や頑丈な鍵に驚かされました。安全のためにはお金をかけるのが常識でした。街で見かける日本人の旅行客を見ていて、一番気になったのが、服装です。夏の間の、どう見ても売春をしている女性にしか見えない露出度の高い服に、緊張感のない雰囲気。その様子を見て、カモだ、と思う人が多くても無理もない、と思いました。リゾートの服装はたしかに欧米人も開放的ですが、20歳前後の女性は、もう少し体を隠す服装をしてほしいと思いました。

テロに巻き込まれないために(パンプキンパイ・神奈川・既婚・38歳)

知人が、昨年のニューヨークで起きたテロの恐さ、子どもを抱えての不安、家族との音信不通の焦りなどの体験談をいろいろと話してくれました。このような突然の事件は、避けようがないのも事実ですが、テロが発生して危険とされているにもかかわらず、お金がもったいないなどの理由で出かけようとする人が多いのも事実です。ただの観光であれば、不安なら出かけないというのも危機管理のひとつだと思います。

油断していました(Lindsay)

現在はそれほどではありませんが、わたしは「テロの国」イギリスに9年間、住んでいました。この耳で爆弾が爆発する音を聞いたことがあります。それ以来、街に置いてあるゴミ箱のそばを歩けなくなりました。また、ゴミのようなビニール袋、紙袋がその辺に落ちていると、ついよけて歩いてしまいます。住んでいた時には一度もスリにはあったことがありませんでした。ところが今年に入り、約2年ぶりにイギリスへ遊びに行った時、日本での平和ボケのせいか、お財布をすられてしまいました。気づいたらバッグが開けられていたのです。油断大敵ですね。

OTHERS

旅慣れる=安全?(ストック・ニュージーランド・28歳)

最近若い日本人旅行者やワーキングホリデーを見ていて感じるのは、みんな旅慣れていてたくましい! ということです。ひと昔前の日本のテレビ番組のヒッチハイクの影響なのか、若い女性でもジーンズ姿にバックパックを背負って、危ないエリアにもどんどん足を向けていく。在住者のわたしなんかより昨日着いたばかりの旅人の方のほうがよっぽどこの地に慣れてる様子。たくましいなあと思う反面、ハラハラしてしまうことも少なくありません。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

危機管理は自分の責任

今回のテーマでは、わたしのコメントよりも、メンバーのみなさんの実体験にもとづく投稿のほうが、はるかに説得力を持って、危機管理の大切さを訴えていたようです。NAGOさん、本当にたいへんな目に遭いましたね。自分が狙われやすいと思って用心していたのに、ご主人がターゲットにされてしまったとは。ぴこらさん、現地の目からのアドバイスありがとうございます。どんなに地元に馴染んだ振りをしていても、やっぱり観光客はすぐに見抜かれてしまうというのは、貴重なアドバイスです。1週間を通して、海外での危機管理に対する意識の低い方が思ったより多いことがわかりました。NOと投票された方々は、きっと今回のサーベイをきっかけに、海外旅行でのリスクについて関心を持ってくださったことと思います。

さて、最後にもうひとつみなさんに考えていただきたいことがあります。それは、健康面での危機管理です。海外旅行は、環境の変化、食べ物、飲み物の変化、時差、睡眠不足、長時間の移動など、体にストレスのかかることがいっぱいです。ですから、普段以上に自分の健康に注意しないと、思わぬ病気にかかったり、けがをしたりすることがあります。最近、「エコノミークラス症候群」という病気が話題になり、航空機の機内でも予防法のアドバイスをビデオで流したりしています。これなども、予防法をちゃんと実行すれば怖い病気ではありません(ちなみに、エコノミークラス以外の乗客もかかる病気ですから、ビジネスクラスに乗っているからといって安心してはいけません)。

また、おなかの調子が悪くなる、風邪を引く、寝不足で頭が痛い、などは海外旅行でみなさん一度や二度は経験していることでしょう。こうした軽い症状が出ているときは、行動を少し控えめにする、常備薬を飲む、睡眠を十分とる、というような対処を早めにとってください。そうすれば、症状が悪化して日程を変更したり、現地で入院するなどの大事に至らずにすむことがほとんどです。「せっかく来たんだから」といって無理をすると、結局自分もつらい思いをするし、周りにも大きな迷惑をかけることになるのです。海外旅行先での予防医学(トラベルメディスン)については、日本旅行業協会のホームページに詳しい説明があります。ぜひ一度ごらんになってください。「危機管理は自分の責任」。これだけは忘れずに、これからも海外旅行を思いっきり楽しんでください。1週間のおつきあい、ありがとうございました。

高松正人

高松正人

マーケティング研究員

あなたの声を意見を、さらに大きく活かすコミュニティにご参加ください

企業・官公庁がewomanリーダーズの声を求めています。一人ひとりの声をカタチにして、企業・官公庁に伝える。それがイー・ウーマンとewomanリーダーズの活動です。ぜひ登録を!→詳細と登録

今週のサーベイラインナップ

現在進行中のテーマはこれ! 今すぐご参加を!


e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english