
人工ビオトープ型都市(Jayster・東京・パートナー無・25歳)
20年後の熱帯日本に必要なシステム、ということで思いついたのは、「人工ビオトープ型都市」です。これまで私たちは、暑いときにはクーラーを入れ、寒いときには暖房を入れることで生活環境を調整する術を身につけてきました。が、温暖化が進んで空調を常時つけっぱなしにするようになるにつれて、「夜は自動的に温度が下がる」「6月頃から平常温が上がる」など、自然環境を模して有機的な生活環境を演出する空調が出てくると思います。外の環境が人間にとって住みにくくなればなるほど、私たちは更に閉ざされた空間の中へ逃げ込み、温度や湿度、空気の密度までも操作した場所で生活するようになるのではないでしょうか。もっと科学技術が進歩すれば、その先には、都市全体の気温や日照時間、空気の質や密度などの環境をある程度操作できるようなマクロなシステムが生まれてくるのでは? と思います。昼夜も四季も演出されたものとなっていくのは怖いことだと思いますが……。
スローな生活で熱帯化に順応(syura・神奈川・パートナー有・44歳)
あえてYES。家を建てるとき、IHにしました。もともと電気や水を節約することが身についた家族なので、さらに電気代が減りました。月8000円から、4000円へ。熱帯化については、植生がとてもかわったな、と思います。ジャスミンが生い茂り、オリーブの幹も年々太くなります。もう、世界経済に追いつけ追い越せではなく、一人一人の幸せを追求する方向性に向きを変えスローな生活で熱帯化に順応しましょう。
四季に根ざした文化や言葉は(ちいかめ・東京・パートナー有・32歳)
私の意見はYESですが、正直とっても難しいテーマだなと思いました。熱帯になっていくにつれ、生活の仕方は当然変わっていくでしょうし、子どもが太陽の下で遊ぶことは禁止! のように今からは想像もつかないことが出てくるのかもしれません。それでもきっとその時その場に合わせて適応していくことができる力を持っていると思います。ですから、未来に希望が見えるかという問いにはYESです。ただ一つ寂しいのは、四季に根ざした文化や言葉が消えていってしまうのかなあということです。
温暖化を緩和するための地道な努力(かんこちゃん・福岡・パートナー有・33歳)
今、私が一番恐れていることは、温暖化です。選挙などがある時は、政治家の人が、温暖化対策を公約に盛り込んでいる人に投票しています。自分もごみを出さないようにしたり、節電したりと地道にがんばっています。温暖化のことを子どもの時から、教育する必要があると思います。私の主人は公務員で、館内に少しでもクーラーを入れていると、「クールビズだからクーラーはいらないでしょ!」とクレームの電話があるそうです。公務員でも、工事現場周りなど外周りがあって相当暑いそうなんですが。クールビズも、なんだかイマイチよくわかりません。

一人一人が小さなことから(Celina・東京・パートナー有・43歳)
アメリカに代表される消費型の社会が増えるに従って、自然破壊や環境汚染が進み、温暖化は世界でも問題にされてはいますが、企業と政治家のつながりなどによって必ずしも環境を守るという方針に繋がらない行為がある以上、それらは100%の効果を発していないように思います。そしてまさにそういった先進国の犠牲が熱帯国に集中していることも忘れてはならないことです。自然と共存して生きていくのが本来の人間の暮らし方なのですから、一人一人が小さなことからでも自然に優しい環境作りに参加していくことが必要だと思います。因みに私はエコバッグと箸を携行しています。
クーラーの設定温度を上げて(harukawhite)
昨年より地球全体が異常気象ということで、温暖化が進み、いろいろな所で影響が出ています。私達人間が、便利さ・利益を求めて、今まで開発してきてしまったことが原因だと思います。具体的に自分が何をすればよいかと考えてみても、クーラーの設定温度を上げることぐらいしかできていないので、他に何ができるかを考えていきたいです。
具体的な方策が見つからずに……(アナ・バナナ・パートナー有・29歳)
近年の異常気象が恐ろしいです。体感するのはもっともっと先のことだと思っていたのに、早いスピードで温暖化が進行しているのだろうと思います……というよりも、私の認識が甘すぎたのでしょう。生活を改めようと思っても、具体的に何をどれくらい意識したらよいのかわかりません。一日あたり、一家庭あたりのごみや生活排水の許容量を知りたいです。世界レベル、個人レベルそれぞれの取り組みが急務なことはわかっているのですが、具体的な方策がわからず、右往左往している心境です。