
日本のスクールの雰囲気が……(acushla・神奈川・パートナー有・44歳)
英国人との間に13歳の娘がおります。インターナショナルスクールは、小学校入学時に1度考えましたが、気に入った学校が見当たらず、4年生まで日本の私立へ、5年生からは海外で寮生活をしております。良い選択だったと思っています。はっきり言って、日本のインターナショナルスクールの雰囲気は好きではありません。「自分達は違う」と勘違いしている生徒も多いですし……。
選択肢のひとつ。子どもを信頼して選ばせてやりたい(kiitos・東京)
結局は子どもの人生なので、子どもが行きたいと思うほうに賛同したいと思います。ただ、親としてインターナショナルスクールへ通うという選択肢を提案できることは、子どもの視野を広げる意味で大切ではないでしょうか? どの世界・環境にもメリット・デメリットがあり、隣の芝生は良く見えるものです。わたしは中学から私立へ進みましたが、「電車に乗って知らない世界に行けそうだから」と親に頼みこみました。ですが、地元の友達と会えなくなってしまったり、受験社会に入ってしまうなど、予想していなかった苦労が多かったのも事実です。それゆえ、新たな一歩が踏み出すこともできたのですが……。
果たしてどちらの選択がよかったのかどうかはわかりません。ただ、わたしを信頼して選ばせてくれた両親には、「任された」という信頼感と愛情を感じていました。環境から受ける影響が大きいのも事実ですが、木を見て森を見ずになることは良いことだとは思えません。人生という大きな器で考えたときに、果たしてどうするのがいいのか? 親として想像しうる両者のメリット・デメリットを理解した上で子どもに選ばせてやれる親でありたいと思います。
親のほうが疲れそうで……(ゆん21・東京・パートナー有・27歳)
国際学校以外にも、変わった教育をしている学校は、探せばあると思うので。子どもはインターナショナルな環境に適応していくとしても、特に小さいうちは、親同士の付き合いや、先生との付き合いで、親もその環境の中にどっぷりつかるようになるのでは?と考えると、ちょっと自信ありません。努力するとしても、自分の英語力でイザというとき、子どもを守ってあげられるのか? 友達のうちに遊びに行くときの「常識」やなんかも違ってくるだろうし、なんだか親が疲れちゃいそう。自分とはまったく違う考えを持っているであろう子どもの顔を見ていると、そこまでしなくても……とわたし自身は思います。
母国語と英語(国際学校の言語)が同等にできてこそ(英語大好きママ・東京・パートナー有・32歳)
乳幼児の子どもがいます。以前は、子どもをインターナショナルスクールへ入学させたいと考えていましたが、現在は日本の学校に通わせながら、英語を学べる環境を整えてあげることがベストだと思うようになりました。わたし自身は、日本で教育を受け就職、数年後に自費で米国大学へ編入、卒業しました。ですから年齢があがってからの英語習得が難しいのは十分身をもって理解しています。しかし、だからと言って安易にインターナショナルスクールへ子どもを通わせて英語だけ達者になって、本当に国際社会で活躍できるのでしょうか? 母国語と英語(国際学校の言語)が同等にできてこそ、自国と他国との架け橋となることができ、国際社会で活躍できるのではないかと思います。