
夢を持つことで
(Lindo・東京・パートナー有・34歳)
8年ほど前に念願のスペイン留学をし、勉強してきましが、日本に帰ってきても英語はともかくスペイン語を活かせる正社員の仕事はほとんど見つからず、どんどんさび付いていきました。でも何とか忘れないようにしようと思い、まずNHKのラジオを聞くことから始まって、スペイン語の映画を週に2本観る、最近はWebのおかげで情報収集が楽になったので、毎日現地の新聞社のHPにアクセスしてオンデマンドでニュースを聞いています。最新の情報を知ることと好きな映画を観ることに加えて、将来は翻訳家になるという夢を持つことでモチベーションを上げています。
外国人を笑わせることが楽しくて
(koskos11・兵庫・パートナー無・37歳)
今まで英語の上達を意識して義務的にやっていましたが、最近、初めて英会話教室に通いだし、そこでのある教師との出会いが英語をおもしろくしてくれました。「笑い」です。このあたりは関西で育ったこともあり、外国人にウケる「間」や「ボケ」が段々と身に付いてきました。今は外国人を笑わせることが楽しくて勉強が楽しいです。「笑い」は知的であり、たくさんの文化や習慣や知識を必要とします。でも、楽しければ一気にハードルは下がりますね。
子どもも巻き込んで
(KIT・東京・パートナー有・32歳)
子どもが二人。一人はまだ2カ月でまとまった時間がとれない。映像翻訳を目指しているが、学校に通うことができないため、通信教育を利用中。そのほかには、空いた時間に英文を読む(説明書でも何でも)、わからない単語はすぐに調べる、子どもと一緒にインターネットで海外のサイトへ行きゲームをする、英語のCD-ROM(『えいご漬け』や、『おばあちゃんとぼくと』など)を活用するなど、巻き込めるときは子どもも巻き込んで、できる範囲で英語に触れる時間を作っている。どれだけ英語力向上になるかは疑問だが、時間がなくとも毎日触れることが大切だと思う。
上質なビジネス文書が書けるように
(しまこ・京都・パートナー有・37歳)
担当の顧客が欧米各社なので、基本的な業務が英文でのメールのやり取りになります。ですので、洗練された上質なビジネス文書が書けるようになることが目標です。上司にも言われ、日々心掛けているのは「ネイティブではないのだから、プレーン・イングリッシュで書け」ということ。ビジネス文書といっても小難しい単語や言い回しを使う必要はないわけで、誤解を生まないような平易な表現を選んでいます。その分、文体にバリエーションをつけ、めりはりの効いた文章に仕上がるよう気を付けています……と書けば簡単なのですが、これがなかなか難しく、日々格闘しています。
きっかけを先に作ってしまえば(RRTT・茨城・パートナー有・26歳)
現在週に1回英会話スクールに通いつつ、NHKのラジオ英会話を毎日聞いています。以前は、スクールに通っているだけで、何となく話せている感触でしたが、3カ月の休会(その間英語に触れることはほとんどなし)の後、聞き取り、会話、文法、単語力どれを取っても以前より劣ってしまったことに非常にショックを受けました。現在は毎日の15分のラジオで、リスニング力と流暢さを補っています。
一定のレベルを保つことに関しては、スクールに通うことで十分なのかもしれませんが、スクール自体はそこでレベルアップをするというより、楽しいから行きたい!という気分を持つことと、外国人の講師と話すことで学習に対するモチベーションを高めるためのものととらえています。スクールに通わなくても、好きな映画を観たい、英語の本を読みたいなどという強い気持ちを持つことが、毎日の学習につながると思います。まずは毎日英語(語学)に触れたいという気持ちになれるきっかけをつくることが大切なのではないでしょうか? 学習方法を模索するのもいいのですが、きっかけを先に作ってしまえば、毎日の学習が後からついていくのではないかと考えています。
幅広い話し方・書き方ができるよう(asvstp・ヨーロッパ・パートナー有・32歳)
海外勤務が多い仕事です。でも、海外で必ず語学学校に通うようにしています。今まで、フランス語、英語、オランダ語を習いました。フランス語が今一番使いやすい言語ですが、日本と同様、状況によって使う言葉が違います。職場、友人同士、文章のフランス語表現は違いますので、幅広い話し方・書き方ができるよう習っています。わたしの配偶者はフランス語系なので、彼と話す生活のみだと、男言葉になり仕事で使ってはいけない俗語なども知らずに覚えてしまうので、気を付けています。
気に入った映画のシナリオを入手し(アポストロフ・パートナー有・44歳)
独身のころは仕事で英語を使っていましたし、学ぶのも実地に試しに出掛けるのも自由にできましたが、二人の子を持ち、転勤族で地方住まいの現在ではなかなかかないません。それでも最低限自分に課していることは、英語に関しては一週間に1本は英語の映画・ビデオ・DVDを観ること。気に入った映画はインターネット書店でシナリオを入手し、繰り返し観るようにしています(6月下旬にビデオとDVDが発売予定の『ラブ・アクチュアリー』はおすすめです)。好きだから長続きできています。
英日翻訳のアルバイトもしているので、リスニングとリーディングに関してはある程度のレベルをキープできていると思います。先日、仕事で訳した記事に20年前に六本木で観た単館上映のドキュメンタリー映画の話が出てきたときには、やはり積み重ねは大切だと身にしみました。スピーキング、ライティングのほうは退化する一方ですが、単語力さえあれば必要に応じて復活させられると少々楽観的。問題は4年近く現地で学んだフランス語ですが、これはNHKの語学講座を見る程度。なんとかしたいとは思っているのですが。
読んで考える、語彙を刺激する(chachakocha・アメリカ・パートナー有・40代)
長年住み慣れた中国をあとにして、米国暮らしも4年目に突入。子どもたちはどんどん英語が上達していきますが、それを尻目に自身の英語は「日常生活と仕事に支障がでない」域にとどまっています。わたしにとっては仕事の関係から日本語に次ぐ第二の言語・中国語が危うくならないことが鍵です。せっかく話せる・聞き取れるようになったその能力の低下が心配になりますが、たとえば出張で北京に行けば一両日で勘は戻ります。むしろ、普段はなるべく中国語を「読む」、読んで考える、語彙を刺激することが語学維持のコツのように思います。
しかし、大前提は母国語である日本語にどれほど習熟しているか、日本語できちんと思考し、論理を整理して伝えられるか、だと思っています。どんなに語学が堪能になったとしても、日本語とちゃんぽんになったら、それはどの語学も中途半端になってきた危険信号だと認識します(従って、子どもたちの日本語力維持には、頭が痛いです)。習得言語のためにも、暮らしの中で正しい日本語、敬語、書き言葉を使うよう心掛けています。
英語の絵本を「勝手に同時通訳」(TSUNAMI1969・愛知・35歳)
「磨く」と言うのは少々おこがましいかもしれませんが、細く長くのお付き合いは続けています。その時々によって、読むことが多かったり、リスニングが多くなったり、かなり気まぐれなので、レベルアップにはなっていないかもしれません。本当にレベルアップさせようと思ったら、やっぱりテストを受けるとか、留学、会議への出席など具体的な目標や目的があったほうが、効果がありそうな気がします。
子どもが生まれてからは、子どもに英語の絵本を読んであげることが多くなりました。英語の本文を読んで、子どもの使っている日本語に直すという「勝手に同時通訳」状態です。これは英語教育というよりは、半分は自分の道楽のようなものですね。でも、いい絵本、おもしろい絵本は、言語の違いを超えて楽しめるものですよ。

新しい外国語を勉強し始め
(hidy・神奈川・パートナー有・44歳)
昨年から新しい外国語を独学で勉強し始めたので、英語のほうのブラッシュアップが、おろそかになっています。そういう意味では、Noです。新しい言語のほうは着々と単語が増えていくものの、「磨く」までいくのには、まだまだ。それでも、毎日20分のラジオ講座、週1回のテレビの講座、土日は各4時間の復習、DVD、ビデオ、雑誌なども利用しています。こちらの言語を2年で中級にするのが目標ですが、その後英語ともう一つの言語の二つで、学習を続けたいと思います。
日本語こそ知る必要があるのでは
(のほっち・山口・パートナー有・33歳)
海外に行った際、英語の必要性を痛いほど思い知らされて帰国しました。しかし帰国して日常生活に戻ってから、日本語こそ改めて知る必要があるのでは?と思いました。読めない漢字が多い、自分の書く文章にひらがなが増えたような気がする……。またむやみに日本語の中に英単語を織り交ぜる必要はないと思います。正しい「日本語」を使える日本人がどれだけいるでしょうか。
日々の会話は英語でも(chaf・京都・パートナー有・29歳)
自分を戒めるためにも、あえてNoを選択します。英語圏の婚約者と生活し、日々の会話は英語でありながら語学力は伸びるどころか落ちる一方。この状況を打破するため、基礎から英語を勉強し直しています。一番の苦手分野である文法と語彙力を高めるべく、文法の参考書を片手に毎日数時間ずつ勉強しています。本当にわからないところだけパートナーに聞いて(あんまり聞くとうっとうしがられるので)、あとはできるだけ辞書やインターネットで調べています。無理せず、日常生活に勉強をうまく溶け込ませることができれば、と楽しく勉強をモットーに飽きない勉学を心掛けてます。
自分の中の「怠けもの」に打ち勝てず(ぶぅ太郎・東京・パートナー有・31歳)
語学を常に磨くように心掛けてはいるのですが、なかなか自分の中の「怠けもの」に打ち勝つことができません。友人がチリに住んでいます。遊びに行ったときにスペイン語を話している世界人口が多いことを知り、また南米やスペインなどの独特な奮起の国風に引かれ、スペイン語を独学しています。主にラジオ講座を受講しています。昨年は、ほぼ毎日会社に行く途中で聞いて1年を終えることができました。でもまだまだ「単語がなんとなく」のレベルなので、今度は「文章として」理解したいと思っているのですが、今はオンラインショッピングを自宅で始めて、その準備に追われてなかなか再開することができずにいます。
ですが、これは自分の中の「言い訳」だということは自分でも重々承知。また奮起して始めようと思い、今度はテレビのタイマー録画、ラジオでのタイマー録画をとりあえず始めました。あとは自分への言い訳は許さない強い気持ちを持つように、心掛けたいと思います。語学は、欲望は大きいくせに、すぐに話せることができないギャップが大きなジレンマになり、ついつい自分に「言い訳」しがちです。でも、いろいろな人とコミュニケーションをしたい気持ちは、いつでも同じ。人生そんなに悠長なことは言っていられないのですから、早いところジレンマを払拭したいところです。