
将来への蓄えとしての生保(Bise・東京・パートナー無・38歳)
社会保険庁の年金がもはや信頼できない今、何らかの形で自分自身で将来のための蓄えをしていかなければならないと思い、一つの選択肢として生保を考えています。20代の頃に終身保険に加入したのですが、これでは年金としてはまったく不十分なので、先日外資系の生保の年金商品を一つ契約しました。でも、これでもまだ足りないので、今毎月貯蓄していけるような商品で良いものがないか探しています。
「掛け捨て=損」(ガク・兵庫)
「生命保険=ないもの」という意識があり、掛け捨てタイプでない貯蓄タイプに加入していても、「あるもの」として計算にいれない、将来忘れた頃に受け取れるかなぁー、と思って貯蓄タイプに加入しています。とは言っても全て貯蓄タイプにしてしまうと高いので、掛け捨てタイプと併用しています。安心を買っていると思えば、掛け捨てだけでOKなのでしょうが、どうしても「掛け捨て=損」という図式が頭から離れない、この呪縛を解き放ってもらいたいです……。
リターンが欲しいので(月の猫・神奈川・38歳)
掛け捨てというと「使わないと損」というイメージがどうしてもぬぐえません。保険という意味では、使わないですめばそれにこしたことないのに、です。やはり「お金を出すからには確実なリターンが欲しい」のです。ですから、一部かけすての生命保険を利用してはいますが、メインは貯蓄性のあるものにしています。万が一のための生命保険ですが、万が一がなかった時に得るものが「無駄だった」という感想ではやはり掛け金を支払う意欲が減退してしまいます。
銀行の金利の低さ等を勘案して(梶本洋子・東京・パートナー有・52歳)
満期時の払い戻し額を仮に銀行に預金したときの金利の低さ、前納に伴う金利と預金金利との数倍の格差、さらにペイオフを含めると、やはり貯蓄性を兼ね備えている生命保険の方が良いと考えています。ただし、なぜ専門家の多くが「生命保険は掛け捨てが一番!」と主張するのか、私はわかりませんし、その根拠を是非知りたいと思います。ただ、だからといって長年掛け続けている貯蓄性の生命保険を今更解約するといった暴挙に出る気持ちはありませんが。
投資で老後資金を作れるのなら良いけれど(marco302・神奈川・パートナー無・33歳)
古い考え方かもしれませんが、保険の掛け捨てということに対してすごく抵抗があります。最近は数年ごとにボーナスが出るタイプでも、掛け捨て型とさほど変わらない金額で発売されていますし、何よりも忘れていたころに数十万円が振り込まれる……女性の心理をついているような気がします。また、投資に関して関心の薄い日本人。保険を掛け捨てにして、その分のお金を投資にまわしているのかといったらどうでしょう? 結局普通預金か良くて定期預金になっているだけなのでは。であれば、貯蓄性を兼ね備えた保険の方が少しは利率が良いのではないでしょうか。また、個人投資だとリスクもありますし、定期預金などだといざというとき途中解約してしまい、結局老後の資金を蓄えられなくなってしまうなんてこともありえます。本当に投資の知識がない限りは、生命保険に貯蓄性のあるものを選んだほうが、これからの世の中間違いがないような気がします。