
印鑑でもサインでも注意が必要(pinkcat・東京)
一昨年のマンション購入時に、きちんとした実印がなく、少々恥ずかしかったので、よい機会と思って作り、印鑑登録しました。サインのほうが便利だし、本人の筆跡が残りますし(模倣の専門家もいるようですが)、印鑑は本人確認にはならないと思うので、印鑑制度には疑問ありですが、日本にいる以上は使用機会があるので、ならばきちんとしたものを、と作ったのです。いずれにしても契約には注意が要りますので、印鑑でもサインでも同じですね。幼いころから、こういった社会ルール、ライフスキルの教育が日本でも、もっとされていく必要があるのだと思います。
母の遺産で作った印鑑(トム君のママ・大阪・パートナー有・58歳)
夫の会社の仕事を手伝っているので、実印が必要です。自身では、車を購入する事も、家を購入する事もないので必要性は感じません。でも、いざと言う時、日本社会ではすべてが印鑑制度ですから、失くした時も非常に不便で煩雑な手続きが必要です。母が亡くなった時に、まだ子供たちは成人していませんでしたが、わずかに残ったお金で子供たちを可愛がってくれた母の思い出に、何か残そうと思い実印を作りました。母が可愛がっていた甥や姪たちの分も作って差し上げました。お金はいつかなくなってしまうので、形あるものと思い立って作ったのですが、先々で子供たちが何かの機会に使っているのを見て、実印にして良かったとは思っています。ただし、大事な場で使うようにの言葉を添えて……。
金融機関でお金を引き出すときに(ラムネ&タマ・神奈川・パートナー有・35歳)
「ハンコと生体認証だったらどっちのリスクを許容するか」……許容できるかどうかはさておき、ATMを利用するたびに生体認証を要求されるのは非常に不都合です。どこのご家庭でもあり得ると思うのですが、「夫の口座だけど生活費を引出すのは妻」っていうのができなくなるのですよね? 思うに、金融機関で「印鑑と通帳」セットを使ってお金を引き出すのではなく、オーダーメイドで引き出し条件を変えることはできないんでしょうか? 「お引き出しの条件は? ……通帳と趣味とペットの名前」などのように。誰もがみんな同じ条件だから、悪者が印鑑&通帳を手にした時も簡単ラクちんに他人のお金を手にできるのだと思います。
命の次に大切なもの(tamtamchocolate・新潟・パートナー有)
会社経営をしていた父が成人の祝いに作ってくれれ、保証人など迂闊に実印を押すと大変なことになるなど教えてくれた。実印は命の次に大切なものと教わったのに(これも疑問ですが)登記関係の仕事をしていたとき簡単に実印を預ける人がいるのに驚いた。
今度から、捨印を拒否しようと思います(だんごまま・奈良・パートナー有・42歳)
まさに三文判の実印を持っています。家のローンを組むのに、急いで準備する必要があって、三文判を実印にしました。捨て印の件については、危険性は理解していましたが、窓口で「押してください」と言われて、嫌とは言えませんでした。「じゃあ手続きできません」と言われると困ると思って。でも、銀行の利便性のために利用者がリスクを取る必要ないですよね。今後は、窓口で自分が押すときは、拒否しようと思います。が、子どもの学校諸費用の口座引き落としの手続き書類には、わざわざ「捨て印を押してください」と書いてあり、押してないと、親が押し忘れたと思われそうです。間違ってない自信があるから捨て印押さない、って書いてやろうかと思ったこともありましたが、子どもに悪影響があってはいけないと思い、押してやりました。