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今週のテーマ
会議番号:2411
離婚を考えたことがありますか?
投票結果
61
39
563票
362票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2008年03月31日より
2008年04月04日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
金野志保 弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
本日もたくさんのご投票・ご投稿ありがとうございました。 離婚の危機を迎えたら、諸条件について弁護士……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
専門家の助言は大事 (あきんぼ・東京)
私から離婚を切り出しましたが受け入れてもらえず、弁護士に相談してアドバイスをもらい、まずは別居にこぎつけました。そして、数年後に円満に協議離婚。弁護士から得た知識は、自信をもって意見を言うための大きな力になりました。他人から見るよ条件が悪いようですが、私にとっては希望通り。今はとても幸せです。
話し合いの中で (aibe・大阪・パートナー有・32歳)
常に目標を持ち上昇志向の自分と、変化を望まない夫との間にズレを感じ離婚を切り出したことがあります。DINKSなので離婚の障害はほとんどないのですが、離婚を持ち出すと号泣し、さらには「貯金は全部おまえのもの。俺はどうとでも生きていける」とまで言ってくれた夫に対して、自分の小ささ傲慢さに気付き、今は一所懸命尽くしています。いざというとき自分の利益だけを考えない、お金に執着しない姿に惚れ直しました。すると不思議なもので、他の良い点も見えてくるようになりました。
欧米に右へ習えではないですが (まんぼうかおりん・長野・パートナー無・37歳)
男女関係の多様性については、フランスの事情に深い共感を覚えました。離婚しても、子どもは父母間を頻繁に行き来して、どちらかの親には会えない、という状況はなるべく作らない。離婚して夫婦関係はが終了しても、子どもと親の関係はそのまま続くスタイルが理想です。私自身も離婚してますが、父親や元義両親との関係を子ども達が維持できるように、転居はしませんでした。子どもにはなるべく変化を与えない、を一番に考えています。
よい経験 (Aska)
一時期真剣に離婚を考えました。地域やインターネットなどの離婚相談、DV相談など専門家、経験者、同じような立場の人、友人知人、親戚などにも相談、自分でもとことん考え、私の場合離婚することなしに今に至っています。結果はどうあれ大きく成長でき良い経験になりました。
ガイコク人の夫 (maho123・ニューヨーク・パートナー有・39歳)
主人は私とは正反対の性格で穏やかでのんびりしています。が、悪く言えば優柔不断で決断が遅く、私よりも若いからか感情的になりやすい。私が働いていたせいなのか本人は知らず知らずのうちに私と自身を比べ嫉妬しているところも多々感じられました。私はできれば夫婦で競争などせず、のんびり周りの意見などに左右されず自分の良いところを認識しお互い認め合うべきだと常に感じています。結局私が仕事を辞め、本人も少しずつ成長しています。キャリアと家庭…… ガイコク人でも悩みは同じです。
離婚となったらドロドロ確実 (ごまちゃん・横浜市・パートナー有・44歳)
現在はパートナーと良好な関係ですし、離婚を考えたことはないです。もし、離婚という話になったら、義両親が乗り込んできてドロドロ状態は確実です。義理の妹だった女性に対する対応など目の当たりにしていますので、想像に難くありません。万が一の時は、入念な下準備と気力体力を充実させておくことが必須です。そんなときが来たら(来てほしくないですが)、真っ先に法律相談に行くことにします。
まだ幸せです (Indigo・埼玉・パートナー有・30歳)
結婚して2年で、今のところ離婚を考えたことはありません。が、妹がまさに今離婚協議をしています。どうやら調停でも解決しなかったらしく、夫から「養育費も慰謝料も払わない」と言われているようです。相談を受け離婚の条件など調べてあげていますが素人には難しいと痛感しています。かといって専門家に頼むと言うのは費用のことを考えると薦められず何が一番良い方法なのかも分かりません。「どこに相談したらよいかを教えてくれる相談窓口」があればいいのにと思います。
未婚ですが…… (風街ろまん・東京・パートナー有・27歳)
結婚するときには、「離婚したケース」を考えると思います。知人の専門家にそういった話題になったときにヒアリングしたり、ウェブ上で離婚のサイトを調べたり、前もってできることはしています。逆に、そういう「準備」しておくことで、結婚生活に齟齬が出たときに余計なことを考えずにコミュニケーションができるのではないかと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
「まさかの時に慌てないために」
本日もたくさんのご投票・ご投稿ありがとうございました。
離婚の危機を迎えたら、諸条件について弁護士に相談した、またはそうなったら相談すると思うという方がいらっしゃる一方で、どこに行ったらいいのかわからない、費用が高くて心配、という方がいらっしゃるようです。
法律相談先は、知り合いから弁護士の紹介を受けることができれば一番ですが、当てがなくとも、どの都道府県にも1つある弁護士会の市民法律相談や、市役所の法律相談に行けばよいでしょう。東京は、女性法律家協会による、女性弁護士が担当する法律相談もあります。
費用はどこも30分5,000円程度の筈です。時間単価で言えば、例えばカットサロンとそうそう変わりません。自分の一生の問題を決めることですし、また、数百万・数千万にものぼる財産分与等も相談するにあたり、5,000円の投資は惜しくないと思うのですがいかがでしょう。またよく誤解されることですが、事件として依頼せず法律相談のみで帰られても一向に問題ありません。
さて、離婚慰謝料は高くても500万円程度、通例は200〜300万くらいである上、慰謝料が発生するケースは意外と少ないので、一般には財産分与の方が大きな争点となります。
これも誤解が多い点ですが、
専業主婦(専業主夫)だろうが夫婦に収入差があろうが、夫婦で形成した財産は「半分ずつ」が基本です(通称「2分の1ルール」)
。預貯金にしても不動産にしても、
名義の如何にかかわりません
。
ただし、結婚前の財産や、相続などで得た「固有財産」は除外されます
。
難しいのは、相手が財産を隠している時に強制的に調べる手法がないことなのですが、たとえば離婚訴訟になれば、「調査嘱託」と言って、裁判所から金融機関に問い合わせて預金口座の元帳の写しを取り寄せることは可能です。
親権は「子の福祉」をキーワードに決められるのですが、実務的には「子の現状を変更しない」「子どもが小さいと母親が有利」というのがポイント
です。なお、これも誤解が多い点ですが、親権者の有無を決めるにあたり、収入の多寡はほとんど関係ありません。親権のない親については、月1回程度の面接交渉についての定めをすることが多いです。
養育費は、家庭裁判所に「算定表」というものがあり、双方の収入で一義的に決められるのが通例です。「養育費なんて決めても不払いになることが多いのでしょう?」とよく言われますが、調停や訴訟で決まった場合や公正証書にした場合であれば、相手の預金や給料に強制執行ができますので、きちんとした職を持った相手であればそう心配はありません。
つまりは
協議離婚であっても、養育費その他離婚条件は公正証書にしておくべき
だということになるわけです。
以上のようなことを踏まえ、いざという夫婦の危機に備えて、必要なリスクマネジメントをしておいてはいかがでしょう。たとえば、強制的に相手の財産を調べる法的手段が少ないということからは、普段から「相手の財産について把握しておく」か、せめて「相手に財産管理を任せっぱなしにしない」ということが肝要になるわけです。
さて、議論も盛り上がってきたところで、いよいよ今日は「離婚で幸せになれると思いますか?」ということをお尋ねしたいと思います。引き続き、ご投票・ご投稿をよろしくお願いいたします。
金野志保
弁護士 早稲田大学大学院法務研究科教授
「離婚の法律相談を考えたことがある?」
サーベイリポートデータベース 2003/10/6(月) - 2003/10/10(金)
「子どものために離婚をあきらめますか?」
「子どものために離婚しない」という考えは、減ってきている
「離婚を考えたとき、法的に注意すること」
佐々木かをり対談 win-win > 第98回 金野志保さん
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