|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:2239
中国産食材に不安を感じますか?
投票結果
97
3
1315票
40票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年08月20日より
2007年08月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
道畑美希 東洋大学講師 フードビジネス・コーディネーター
食の安全を担保するためのコストについて、たくさんの投稿をありがとうございます。皆さんからは、脆弱とも……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
まず情報の捏造防止策が必要 (Perla・千葉・パートナー無・38歳)
トレーサビリティの主旨には基本的に賛成です。しかし一方、あの手この手で情報捏造を図った結果様々な問題が露呈されている現状のままでは、トレーサビリティ実現により私達に提供される流通情報が十分な信頼に値するものとなるのか懸念が残ります。まずは、情報捏造防止を万全にする体制の構築を検討することが不可欠であり、所要コストはそうした策への対応も含め再確認すべきと思います。
安いだけを求めた自身も反省を (すみよん・千葉)
日本国内でさえ、安価で大量生産するために、ほんの30年ほど前までは、農薬を大量に使っていたはず。「安い」だけを求めてしまった自分たち自身も反省する必要があると思います。勿論、安全に関しての、中国自身の意識改革も必要でしょう。また、中国だけでなく安さを求めてしまっているが上に、非常に安い賃金で働かせられているアジアなどの開発途上国や発展途上国の労働者達の労働状況にも、この問題は思いをはせる必要があると思います。
種蒔きから管理 (サラス・東京・パートナー有・42歳)
うちは中国からある食材を大量輸入し、大手商社に卸しています。契約農家の畑で種蒔きから管理し、その植物を自社工場で加工してから日本に入れています。農薬検査はもちろん、何度も何度も厳しい検査をパスして、市場に出るようにしています。中国食材でこんなに問題が起こるのは、品物を単に右から左に流すやり方にも問題があるような気がします。商品に責任を持ってないといいますか……。生産者側も問題ですが、輸入業者も気をつけなければならないことだと思います。
経済原理が働くのでは? (ギエム・東京・パートナー無・50歳)
食の安全のためのコストを政府に求めるというのは反対です。それを食べる人と売る人が負担すべきではないでしょうか? 消費者が安全を重視するようになれば、生産者も販売業者もそれに対応しないわけにはいかなくなるのではないかと楽観的に期待しています。そのためには安全に対する消費者の意識を高めることが必要で、そういう意味での食育や啓蒙活動などは公的に推進すべきだと思いますが、安全にかかるコストまで国持ちというのはお上を頼りすぎのような気がします。
判断基準表示が欲しい。 (風を感じて・広島・パートナー有・48歳)
中国茶の催しをしていた時に隣のブースの方から中国茶使用について批判を受けました。早速、茶葉の仕入先に問い合わせましたが「基準値はクリアしています」ということのみのお答えでした。基準値ってどんなものなのでしょう……。「基準値の具体例と価格との対比」辺りからでも明確になれば、私も判断していけるのにと思います。現在中国茶使用はストップ中です。
特に中国産は気を付けています (ひらさん・埼玉・パートナー有・49歳)
中国産の食材は以前より購入しないように心掛けています。日々、口にする物の材料に国内産でない物が含まれていると思いながら、食事をしています。食に関するトレサービリテイーを国内に止まらず、将来的に海外産にまで拡げて欲しいと考えています。しかし、実現するには、問題が山積だと思います。何とか、政府に頑張って貰いたいと考えます。
自ら招いた種 (chezclara・東京・パートナー有・50歳)
不安はありますが自給率40%以下の日本では中国の食材なしでは食卓が成立しないと思います。とにかく安価な食品・農産物を求め続け、今の状況を招いた責任は自分にあると思います。そしてノーといってもどこかで食べてしまう現実。今後はどうするのか。安全で少々高い日本の食材か。安くて安全な食品を求める以上、中国での生産・輸入食材に物を申す、輸入オンブズマンを立ち上げるなどの努力は必要と思います。
情報開示を (かすが)
中国産だけでなく、自分で選べないような惣菜、外食などの情報を開示てしているところもあります。開示内容が必ず正しいと信じれば、これはかなり良心的。ただ、国産のものでも、賞味期限を偽っていたりする実態を考えると、開示されている情報自体を信じていいのか、疑心暗鬼になります。
4日目の円卓会議の議論は...
安さと画一性を求めた結果が、「買い負け」する日本
食の安全を担保するためのコストについて、たくさんの投稿をありがとうございます。皆さんからは、脆弱とも見える「日本の食の安全」ですが、その体制は、かなりの水準ではないかと思います。
2001年国内でのBSE発生以来の牛の全頭検査(現在では、月齢21か月以上の牛が対象となっています)、また残留農薬の基準については、昨年度、ポジティブリスト制度という制度に変わり、今まで基準値の定められた250の農薬と33の動物用医薬品に限られていた対象を、799もの農薬を対象にしたのです。日本での基準がない、つまり海外で使われる可能性のあるものについてです。
牛の検査は、整備のために数十億というコストがかかり、現在では、年間3億程度とのことですが、これは、行政の補助金、つまり税金が使われています。
ポジティブリスト制度については、行政の機関が検査をすることもありますが主には、販売する企業が、約800もの農薬の分析の費用を負担しています。膨大な費用もさることながら、あまりに行き過ぎた制度だと、私は、考えます。でも、この制度は、私たちが、安全、安全と、やみくもに求めてきた結果です。
同様に、すみよんさんをはじめ、多くの方が挙げられたように、安さを求めるばかりの結果が、中国に依存しなくては成り立たない食。
日本の食産業が、中国に求めたものは、安さと、もうひとつは、画一性です。植物や動物ですから、形や大きさは不揃い。それを、管理しやすいように、一定の「規格」で生産することを求めるのですから、どこか歪みが生じてきます。
安さ、規格、また厳しい残留農薬基準、そのため、食料輸出国からは、日本は、「ウルサイ国」と位置づけられています。最近、水産業界で、「買い負け」ということが起こっています。皆さんも、耳にされたことがあるでしょう。世界中で、特に、ヨーロッパや中国で、水産物への需要が高まり、日本が従来のように、思うがままに水産物を買えなくなっています。
まず、他国が示す価格を超えられない背景には、日本の消費者の低価格指向があります。それよりも、「買い負け」の最大の理由は、日本が「ウルサイ」ことです。
水産物に限ったことではありません。中国の農産物だって、同様です。「ウルサイ」こと言うなら、売ってやらない、他に買ってくれる国があるし、他がいやでも、自国の人たちが買ってくれるさ、というところでしょう。
もはや、日本が世界中から食料を買い漁っていた時代は、もう終わっているのです。その現実を思えば、chezaclaraさんのおっしゃるように、輸入食材と、あるいは、国産食材と、どう向き合うかを、人任せにせず、考えていくべきです。
それには、情報が足りない、という投稿が寄せられています。では、
どんな情報を、どんな形で得たいとお考えですか
。情報について、あるいは、情報へのアクセスなどについて、ご意見をお寄せください。
今日が、意見をいただく、最後の日となります。これは、言いたいという皆さん、どうぞ投稿をお願いいたします。
道畑美希
東洋大学講師 フードビジネス・コーディネーター
「「『食『の安全性が、最近特に気になる?」」
2001/10/22(月) - 2001/10/26(金) 山口浩さんサーベイ
「「信頼するお店から食品を買っていますか?」」
2006/7/3(月) - 2006/7/7(金) 道畑美希さんサーベイ
「「“食品の廃棄”減らす努力していますか?」」
2007/1/29(月) - 2007/2/2(金) 道畑美希さんサーベイ
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|