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今週のテーマ会議番号:2210
父親向け育児プログラム、必要ですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2007年07月02日より
2007年07月06日まで
円卓会議とは

小崎恭弘
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
小崎恭弘 神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
円卓会議議長一覧
鋭くまたユニークなご意見ありがとうございます。皆さんの意見おもしろいですねー。その一つひとつの思いや……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 一杯飲みながら (東京タワー・神奈川・パートナー有・35歳)
ちょいと一杯飲みながら子どものこと話しませんか、ぐらいの場であれば、パパも参加しやすいのでは。我が子は学童に入っていますが、そこの保護者会は参加者がとても多いのです。特にパパの参加が。それは、明らかに保護者会後の飲み会めあて!でもそこで本音が出たり、気付かされることもたくさんあります。気軽に参加できて、何回か継続してあれば、育児プログラムも楽しく学べるかな。

yes 今の社会に合った育児の方法を (Mark・神奈川・パートナー有・43歳)
自分と同世代やもっと若い世代の父親たちは、我々が育った頃の父親たちに比べて育児に関心を持っているように感じます。これは社会全体が心の癒しや安らぎを求める方向に向かっている現象の一部ではないかと思います。でもいざ育児となるとどうすればよいのか分からない。だから皆で知恵を出し合おうということではないでしょうか。今の社会に合った育児の方法を考え、それを共有することができれば、次の世代の社会は今よりもっと良くなるのではないかと思います。

yes 子育てを楽しむパパはカッコいい (viva・神奈川・パートナー有・38歳)
仕事オンリーの男性よりも、仕事もプライベートも大切にする男性の方がカッコいいし、ハッピーだというイメージが少しずつ社会に広がってきているのではないでしょうか。男性が子育てを楽しむための商品やサービスも少しずつ増えてきています。そういった商品やサービスを考案したのが男性だと聞くと、世の中の変化が感じられて、なお嬉しくなります。子育て中の当事者としての視点が活かされた商品だからこそ、同じ世代の男性の共感を呼んでヒットするのでしょうね。

yes 女性も参加できる父親向け講座 (aim・千葉・パートナー有・33歳)
キャリアにおいて女性特有の悩みなどがあるように、男性が子育てをする上で女性とは違った点に不安を感じるのではないでしょうか。確かに共通の部分も多くあるとは思いますが、男性同士で意見交換していく場も必要だと思います。女性ビジネス会議に男性も参加できるように、ママも参加できる『パパ向け講座』なんていかがでしょうか? 女性も違った視点に気づくことができていいと思います。

yes キックオフとしての役割を (りんだ・神奈川・パートナー有・37歳)
「父性」というのものがあると仮定するならば、それを刺激するようなプログラムがよいかと思います。具体的にHowToを教えるものではなく、自分自身で今後なりたい父親像を組み立てるためのキックオフ的なものを。何らかの父親像と「なりたい」気持ちがあれば,昨今具体的な情報の入手は難しくないので、まず意識を芽生えさせることを目的としたプログラムが有効だと思います。

yes 強いて言えば情報共有 (あきんぼ・東京・40歳)
勤務先の若手の父親の話を聞いていると、どうやって育児時間をやりくりしているか、 どんな育児に関わっているか、などの情報交換を望んでいるようです。育児に参加している父親仲間の存在を知ることで、今まで関わっていなかった、関わり方がわからなかった父親が育児に参加するようになるのではないでしょうか。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「父親のプログラムの成功の鍵は?」
鋭くまたユニークなご意見ありがとうございます。皆さんの意見おもしろいですねー。その一つひとつの思いや子育てに対する意見が、この社会の大きな変化につながる感じがします。

「父親の育児」なんて少し前には考えられもしないし、そのプログラムについての意見なども、こんなにたくさん寄せられることなどはなかったでしょう。皆さんが興味関心を持っていくこと自体に、大きな意味があります

父親をプログラムに集めるアイディアですが、やはり「男性」の特性について理解をする必要がありますね。男性の特性とはなんでしょうか? それは「仕事」ということでしょう。つまり何かをやるということが明確でないといけません

保育所で「パパを集めていろいろと話をしたい!」という話が出ました。そしてママを通じてパパに伝えましたが、ほとんどパパたちは集まりませんでした。そこで作戦を変えて「ウサギ小屋を作りたいのでパパに集まって欲しい!」とお願いしたところ、手に金槌やノコギリ、メジャーやペンキを持ったパパたちがたくさん集まり、わいわいがやがやと楽しい交流会になったそうです。

男性は社会の中で「仕事」を中心としての、コミュニケーションを築いていることが多いです。そこでは役割や分担が明確であり、自分達のミッションや行動原理もわかりやすいものです。例えば「利益を上げる」「○○%の数字を取る」などです。

しかし育児の場合明確な目標やインセンティブがわかりにくいですよね。そこで自分の存在や役割に不安を抱えることになります。

だから自信のないことや対応に困ると予想されることには、男性は消極的なのです。多くの男性にとって「子育て」は、まさに苦手なことの代表なのでしょう。

だから父親のプログラムについて、パパに参加してもらうのにはコツがいります。
  1. 明確なインセンティブを示す
  2. 子どものため家族のためという大義名分を与える
  3. 同じ立場の人がいるという安心感を出す
  4. カッコイイ!などのイメージを上手くとらえる
これらの入り口を広く作ることで、多くの男性が参加しやすいムードになるでしょう。しかしあくまでこれは入り口であり、そこからは意義がありまた父親としての意識付けができるような、質の高いプログラムが求められます。

父親のプログラムは、社会的にまだ十分なものではありません。その内容や質においても、研究も実践もほとんどなされていないのが現状です。一つのお手本として、カナダは「父親の育児プログラム」を社会的に認め、国家をあげて支援しています。「My Daddy Matters Because...」(父親って大切なぜなら……)というキャンペーンをテレビやラジオなどでも流しており、戦略的に行っています。

近い将来日本においてもその様なプログラムの展開ができればいいですね。その時にはここでの皆さんの貴重なご意見が、きっと生かされることになると思います。一週間ありがとうございました!

小崎恭弘
神戸常盤大学短期大学部 幼児教育学科准教授
小崎恭弘


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■ 「夫婦で子育てについて話し合っている」
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