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今週のテーマ
会議番号:2190
自衛隊の「市民監視」、おかしいと思いますか?
投票結果
84
16
738票
143票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年06月11日より
2007年06月15日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
ラブチャイルドさんの「今回だけダメというのは変」というご意見は、もっともなのですが、こういった問題は……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
相対評価では…… (しまうまぴょん・京都・パートナー有・40歳)
ハンセン病患者の処遇や部落問題を考えると日本もまだまだと感じますが、北朝鮮の報道を見ると「全然マシ」とも思います。難しいですね。本来、基本的人権は他国と比較して達成度を図るものではない、と頭では分かっているのですが、テロや内乱、公開処刑の話を聞くと「日本に生まれて良かった」と思ってしまいます。性別、国籍、思想、障害の有無などで、個人の尊厳が左右されない国はまだないのかもしれません。
そもそも人権意識が希薄 (mioumiou・香港・パートナー有・47歳)
日本は、国家というシステムの維持が個人の幸福に優先するという不文律があると感じます。例えば、生活保護一つ取ってみても、福祉の窓口が国民の税金を使って無駄遣いは許されないとのスタンスで、食器も家族の人数分しか買わせません。一方ドイツは、国家は国民の幸福に奉仕するとの理念に基づき、お客さんの分の食器くらい買える額が支給されるそうです。憲法25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」すら、ゆるがせにする国であれば、本件も推して知るべしです。
社会秩序維持のためならやむなし (gourmetdhonneur・神奈川・パートナー有・40歳)
共産党発表文書の信憑性や入手方法に疑念を抱いていますが、社会秩序維持のために必要でしょう。要は情報管理の厳正さの問題です。「監視!」と感情的に騒ぐ人たちは、余程身にやましいことがあるのでしょう。プライバシー云々と言うなら、興味本位で他人のプライバシーを暴くマスコミの方が余程危険です。マスコミのお題目「公共の福祉のための報道」は、結果的に多くの場合、不要な暴露合戦に過ぎません。マスコミ報道に比べれば、自衛隊の「監視」(が仮に事実だったとして)は、まだ「公共の福祉」から必要な措置だと思います。
今回の問題だけダメ、は変 (ラブチャイルド)
いままで、公安は右翼や左翼を取り締まるのに違法なことをいくらでもしてきました。オウムの信者には居住の自由がなくても世論は責めません。違法な行為が戦後60年ずっと行われているのですから、今回の問題だけダメというのは変だと思います。
5日目の円卓会議の議論は...
「自由な思想こそ民主主義の根幹」
ラブチャイルドさんの「今回だけダメというのは変」というご意見は、もっともなのですが、こういった問題はその度に声を上げることが必要なのではないでしょうか。
私たち日本人にとっては、基本的人権は「与えられたもの」であるような気がします。その分だけ、守らねばならないという意識も希薄だと言ってしまうと言い過ぎでしょうか。gourmetdhonneurさんが言われるような、
マスコミの行き過ぎた覗き見趣味
もたしかにへきえきするところがあります。しかしそれを報じるところがあるということは、そうした情報を欲する読者なり視聴者なりがいるということでもあるのです。
それでも
権力とマスコミを同列で論じることはできない
と思います。マスコミはしょせん取材した内容は公開するものですから、それに不満があれば訴えることも可能です。しかし政府が集めた情報は公開されるものではないから、自分のどんな情報が集められたかを知ることができません。つまり訴えることも、情報の修正を求めることもできないのです。コンピュータの入力ミスで他人の情報が自分の情報として登録されてしまうようなこともないとはいえません。
「やましいところなければ調べられても平気なはず」という議論
はよくあります。思い出せば、昨年、民主党の永田議員が堀江貴文被告のメールを元に自民党の当時の幹事長武部さんを責め立てたときの論理で「やましいところがなければ国政調査権を発動して武部さんの息子の口座を調べるべきだ」というのと同じです。
やましいところがあるかないかが問題ではなく、調べるべき根拠があるかないか
がまず問題にされなければなりません。
いきなりあなたのところに警察が来て、ちょっと調べたいといいながら家宅捜索をするなんて許されないでしょう。警察が裁判所に行って、なぜその家を捜索するのかを説明し、令状をもらって、本人立ち会いの下に捜索するのが筋です。あなたにやましいところがあると説明しなければならないのは警察であって、あなたがやましいところはないと説明する義務はありません。
ただ僕が不思議なのは、
この事件についてなぜ多くのメディアが追及しなかったのか
ということです。ちょっとメディアの感度も悪くなっているのでしょうか。自衛隊のイラク派遣に賛成する人も、反対する人も、どのような考え方であれ自由に発言できる社会が望ましいと思います。
意見に多様性があってこそ、民主主義が守られる
と思います。その意味で、権力による個人の思想の調査のようなことは、民主主義の原則に反するものだと思います。
1週間、この議論に参加していただき、まことにありがとうございました。
藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
「ジャーナリストの役割」
藤田正美さんとのwin-win対談
「憲法は、国民が守るべきルールだと思いますか?」
国民と公権力は対立物。その理由は…
「メディア規制法は必要ですか?」
笑うのは誰?
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