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今週のテーマ
会議番号:2162
会社を敵対的に乗っ取るのは悪い事だと思いますか?
投票結果
53
47
390票
343票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年05月14日より
2007年05月18日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
野村修也 中央大学法科大学院教授、弁護士
まずはハルミンさんの暖かい励ましの言葉に、涙、涙です。そうなんです。マスコミに流されて「悪い」と決め……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
消費者の利益は優先されているか? (abovo・北海道・パートナー有・42歳)
企業の買収、吸収合併は市場での経済的行為としては当然のことだと思います。私は消費者としての観点しか持ち合わせていませんが、そういった行為の結果として良い商品が提供されるようになることが一番の関心事です。マスコミではマネーゲームのような視点での記事しか見られず、経営陣は会社を自分たちの所有物を保護するようなな振る舞い、といった報道が多いのですが、買収が行われる場合はいつもそんな観点で行われているのでしょうか。この機会にぜひキャスターにお伺いしたいです。
甘い考えかもしれませんが (BUNBUN01・長野)
買収する会社の価値を認めているのであれば、現在の経営者からそれを奪うことなく、協力するという形も取れるのではないかと感じます。さらに、会社を切り売りするだけの会社には、社会への利益還元が感じられず、自分の利益のみを追求しているよう見えるので気持ち悪く感じます。経営陣が腐敗している場合には、買収後に理念を持って経営してくれればいいのですが……。
マネーゲームとしての買収ならNG (Saika・千葉・パートナー有・39歳)
企業の価値を高める買収であればいいのですが、単に株式の売買のために会社を買収するようなファンド系はNGです。そこに働く人を無視した動きに関しては、やはりあまり正義を感じません。
企業の存在価値に注目します (にっこ・東京・パートナー無・30歳)
お客様により良いサービスが提供できる、株価に良い影響を与える、従業員の就業意欲が高まるなど、経営陣が変わることにより、ステークホルダーや社会へ対して、これまで以上の価値を提供できるのであれば、一概に「悪い事」であるとは思いません。ただし、グリーンメーラーのような目的であれば、賛成できません。
紙一重 (kimirie・兵庫・パートナー無・36歳)
一方的に乗っ取ろうという姿勢は、今まで、一所懸命誠実に頑張ってきた経営者などの気持ちを考えると、よくないと思いますが、話し合いを深め、会社自体が大きくなっていくことは、株主や従業員にとっては悪いことではないと思います。そこに至るまでの過程を重視して考える必要があると思います。外資が入り、今までは他社だったスタッフと一緒に働くことで、向上心や、見えていなかった新しい方法や考えが見えてきたなら、否定的にとらえるばかりでもいけないと思います。
チャンス (yukinana・香港・パートナー有・26歳)
ビジネスですから弱肉強食、悪いことだとはまったく思いません。日本人は情の入り易い性質があるのか、マスコミはこうした話題を悪いことのように報道するので、何が悪いのだろうかといつも疑問に思っています。こうした競争をどんどんすることによって、もっと社会が活性化していけばいいと思います。その下で働く私たちも、ビジネスセンスを磨いていかなければ生き残れなくなっていくかもしれませんが、自分を高めるためのチャンスだと考えます。
この質問、全然悪くない (ハルミン・東京・31歳)
私は野村さんの質問、全然悪くないと思います。というのは、主にテレビなどで「敵対的」とか「乗っ取り」について「経営陣の同意を得ない株の買い占めのことで……」なんて説明もなく、「乗っ取りだ、悪だ」という論調で騒がれていることを皆で考えよう、という意図と理解したからです。「悪だといわれている気がするけど、どう?」という質問ですよね。細かい点を指摘している方は“事情通”と思いますが、マスコミに誘導された世論が同じ土俵にすら乗っていないことに着目されてはどうでしょうか。
3日目の円卓会議の議論は...
「豊かな感性や前向きな生き方が感じられました」
まずはハルミンさんの暖かい励ましの言葉に、涙、涙です。そうなんです。
マスコミに流されて「悪い」と決めつける前に、
このテーマを自分の生活に引きつけて考えていただきたかったんです。わかっていただけて、本当に嬉しいです。
そうやって考えてみると、まさにkimirieさんがおっしゃっているように、「紙一重」って感じがしてきませんか。あるいは、良い・悪いのどちらかのウエイトが高いとしても、完全には一方に決められないといった印象を持った方も多いのではないでしょうか。BUNBUN01さんの末尾のコメントや、にっこさんの末尾のただし書きが、そうしたニュアンスを醸し出していますよね。
結局は、
皆さんの企業に関する価値観が問われている
んだと思います。企業にはどうあってほしいのか。経営者にはどんな考えを持ってもらいたいのか。自分は企業の中でどのように生きたいのか。そうした価値観の微妙な違いが、敵対的買収に対する評価に写し出されているように感じます。
・企業は消費者のものであってほしいとおっしゃるabovoさん。
・企業の社会還元を重視されるBUNBUN01さん。
・マネーゲームに警鐘を鳴らすSaikaさん。
・企業の価値の高まりを大切にされるにっこさん。
・敵対的買収の中に向上心が生まれる可能性を見いだされるkimirieさん。
・変化をチャンスと捉えるyukinanaさん。
お目にかかったことはありませんが、
皆さんの豊かな感性や前向きな生き方
が想像できてとても楽しいですよね。中でも、BUNBUN01さんの「協力」という言葉と、kimirieさんの「話し合いを深め」という言葉は、敵対的買収の文脈では妙に新鮮で、なぜか心に深く響きました。
そんな皆さんのご発言の中から、今日は、2つのキーワードを拾ってみたいと思います。1つはマネーゲーム、もう1つは外資です。そこで、お尋ねします。
Yesと答える方々
(敵対的買収は悪いことと考える方々)の中には「マネーゲームはNG」という意見が多いようですが、
皆さんが嫌っているマネーゲームって何ですか? 普通の株式投資とどこが違うのでしょうか?
Noと答える方々
(敵対的買収も悪くないと考える方々)の中には「乗っ取りをきっかけに会社が良くなる可能性がある」という意見が多いようですが、
買収者が外資でも考えは変わりませんか?
私たちが汗水流して稼いだお金の多くを買収者である外資に配当金として取られることに抵抗はありませんか?
もちろん、この問い掛けにこだわっていただく必要はありません。むしろ明日もまた、
皆さんのさまざまな価値観や素敵な生き方を、各自のメッセージに込めて
お送りいただければと思います。
最後になりましたが、abovoさんの疑問に答えておきますね。私の拙い経験にすぎませんが、大胆不敵に見える経営者でも、実は意外に繊細な方が多いようです。買収の局面では、確かに会社を物のように扱っている経営者は少なくありませんが、
心の底では、多数の従業員とその家族を背負っていることに重い責任を感じている
のが一般のようです。今後の投稿の参考にしていただければ幸いです。
では、皆さんのご意見を楽しみにお待ちしております。
野村修也
中央大学法科大学院教授、弁護士
「池上彰の解決!「ニュースのギモン」」
「ファンド」とは、なんだろう
「リチャード・エル・フォルソムさんと対談」
買収のイメージ、本来は静かなもの
「楽天とライブドア、球団を持つべきは楽天?」
ともに挑戦する二人
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