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今週のテーマ会議番号:2070
伴侶動物が、家族の仲を取り持つこともある?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2007年01月15日より
2007年01月19日まで
円卓会議とは

柴内晶子
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
柴内晶子 獣医師 赤坂動物病院副院長
円卓会議議長一覧
ついに最終日ですね。いつもこのサーベイを読んで下さって、毎日一緒に考えて下さっている皆さんがいると感……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 子育てと同じだと思います (あんぱんち・北海道・パートナー有・35歳)
動物もひとつの命です。飼うからには責任をもって、ときには厳しく躾、そして沢山の愛情を持って育てるということではないでしょうか。幼い頃犬を飼いたいという私に両親は、飼うなら世話(散歩等)などはちゃんとしなさいと約束させられました。そして、ずるをして世話をしないと叱られたものです。そういうことが大切なんだと思います。

yes 伴侶動物の正しい理解 (ハルミン・東京・パートナー無・30歳)
私の家族も、伴侶動物の存在にピンチを救われてきました。だからこそ、「ペットブーム」の過熱には疑問を感じるし、また、伴侶動物への偏見を助長すると心配もしています。日本社会では、犬や猫について「フィクション」ではない知識、見かたが優先的に紹介されるべきだと思いますし、私達も求めていくべきだと思います。私は将来また犬と暮らしたいので、専門書で勉強を始めました。

yes 家族、もしくはそれ以上の存在 (nk513・東京・パートナー有・39歳)
同居しているパートナーの両親と私達夫婦はあまりうまくいっていませんでしたが、私が流産をする直前に縁あって預かった子猫のおかげで家の中の空気が一変しました。私達が流産の悲しみに耐えられたのも、両親の気持ちが軟らかくなったのも彼のおかげ。保護先の家族に猫アレルギーがあって行き場のなかった子猫はもちろん我が家の家族になりました。両手に乗る程小さかった天使も、半年たった今では5kg近くに育っています。最初から私達の元に来る運命だったのかもしれません。

yes トム君の存在 (トム君のママ・大阪・パートナー有・59歳)
我が家の愛犬、トム君は下半身不随になって、もう7年近くになります。大人になった子ども達が、どんなに遅く帰ってもトム君に話しかけたり、今までの身の不幸を嘆いていた義母までもが下半身の不自由なトム君から自立心を学んだり……その存在は計り知れません。「トム君、大事にしないと夫婦の絆やで!」と娘からも言われるなくてはならない伴侶動物の存在は大きいです。

yes 家族に笑顔 (orange-leaf・東京・パートナー有・34歳)
嫁ぎ先に実家で家族と一緒に飼っていた犬を連れていきました。用がないと連絡してこない両親が、犬を気にかけて電話をかけてきます。また、預ける時も慣れた人と環境なので安心ですし、両親も喜んでくれます。実家の両親と私の橋渡しの役割をしてくれています。パートナーも仕事が忙しく不在がちですが、犬がいるお陰で安心みたいですし、私も精神的にリラックスした状態で彼の仕事を応援できます。たまのけんかの仲裁に入ってきたりもしますし、私たち夫婦にとっても大切な存在です。

yes 子どもと一緒。 (Schumacher・海外・パートナー有・28歳)
私が6年前に家を出て、兄が一人家業を手伝っていますが、所詮息子と母の会話なんてあってないようなもの。まして両親+兄が同じ職場だと家に帰ってまでそんなに話すことも無いみたいで子育ての終わった母は時間を持て余しているようす。その代わりに猫を我が子のように育て、両親ともに猫を通じて会話をしてるみたいです。

yes クッションとしての役目 (森弓わたり)
現在療養生活の為に実家に戻っています。実家では室内犬を飼っています。正直、私は犬が苦手。だから私自身はそんなに接しません。しかし、家族が飼い犬に構う分、家族と喧嘩した時にクッションとして作用するんです。お互いの心がやわらぐんですよね。そう考えると、飼い犬が家の中で大きな存在になっていますね。

yes 人によると思いますが…… (blackrabbit・山梨・パートナー無・36歳)
私の場合、一人暮らしで自己中心的な性格なので、ペットを飼うことに魅力や癒しを一切感じません。世話も面倒で費用が掛かり、かえってストレスとなり可愛そうな思いをさせてしまうかもしれません。ですので、今まで一度も飼ったことがありませんが、同じように一人暮らしをしている男友達や、子どものいない友人夫婦は「ペットを飼うことで考え方が変わり、より一層人に優しく接することができるようになった」と言っています。ですので、人によっては仲を取り持つ場合もあるかもしれませんね。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
人の本来の心の気づきに……伴侶動物の存在が役立つ
ついに最終日ですね。いつもこのサーベイを読んで下さって、毎日一緒に考えて下さっている皆さんがいると感じてとても励みになっています。しかも、皆さんが、「伴侶動物」「暮らす」ということを真剣に考えて下さり、さらに、人間との暮らしによる様々な側面を新鮮な視点で見て下さっておしえてくださるので、わたしも日々の仕事の中での気づきになります。

伴侶動物との暮らしで欠かせない重要な点は、マナーの問題です。日本の社会ではこの部分が決定的に不足していました。動物の嫌いな人にもいやな思いをさせないと言うことが特に重要です。いままで知識も意識も不足していて、とても、社会の中の良い犬市民や猫市民ということは望めませんでした。

しかし、この20年で日本の社会はがらっと変わりました。私自身が初めてほめてしつける陽性強化法を学びだしたのがちょうどそのころで、その後非常に多くの人々の意識が本当に変わりました。その経緯はインターネットの普及と平行していました。様々な面でも意識改革の時代になり、物質の時代が心の時代へと徐々にシフトして、人々が自分自身の暮らしや、心の問題、人間関係について目を向けていった時期と一致しているのかも知れません。

また、文化の爛熟も背景にあったのかもしれません。人間関係の希薄化からおきてきたことなのかもしれませんが、伴侶動物への関心と様々な意識レベルが非常に高くなった時期でした。そのため今では犬のしつけ教室もかなりでき、行動学のカウンセリングを受けられる場所も増えました。このことで、社会の中での良い市民としての伴侶動物の地位はずいぶん上がったと思います。

こうしたことはある意味その国の文化的資質の側面が伺える部分でもあると思います。あんぱんちさんの体験のように、命の大切さを考えて家族に迎える方が本当に増えたのもこの時期ですね。ハルミンさんのように専門書で勉強をしてから伴侶動物を迎えると言う姿勢も、最近ではかなり一般的になってきました。とてもうれしいことです。

blackrabbitさんや森弓さんのようにご自身は直接的には接しないけれど、実際にはその存在による良い部分を感じられる皆さんがおられることも非常に良い事だと思います。やはり、すごく動物が好きな人だけに認められるだけでなく、さまざまな形で是認されていくという状況はとても好ましい事だと思います。それこそが社会の中に参加していくことだと思います。

nk513さん、トム君のママさん、orange-leafさん、Schumacherさんなどの実際の生活の中で感じられた家族の絆的な役割も本当に重要なものですね。これも人間同士だけで補いきれない部分を補ったり、上手な潤滑油になってくれたりする側面ですね。まさに人と人との間を取り持つ存在ですね。

今回のサーベイで強く感じたのは思った以上に多くの皆様が伴侶動物とのエピソードを身近に持っていらっしゃることでした。そして、実際にギフト的なすばらしい経験をご自身のものとして語ってくださることは素晴らしいと思います。基本的には人と人との関係はできれば人間同士の本来の問題解決能力で解決されることが望ましいと思いますが、それだけではきっかけがつかめない場合もあります。

最終的には人間同士の解決になるとしても、その糸口やそのきっかけや、潤滑油になるとしたら、それはそれで、素直に伴侶動物の存在による恩恵を私たちは受けても良いと思います。一緒に暮らし、愛し、慈しむこと、これも人間が本来の心に立ち返る一瞬に非常に貢献すると思います。

皆様の熱心な投稿に心から感謝します。

柴内晶子
獣医師 赤坂動物病院副院長
柴内晶子


関連参考情報
■ 「伴侶動物(犬や猫など)と暮らしていますか?」
伴侶動物と一緒に暮らしたいのは、なぜでしょうか
■ 「あなたは動物に癒されますか?」
『100まんびきのねこ』から考えてみると……
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人と動物の絆
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