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今週のテーマ会議番号:1993
散歩が好きだ!
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2006年09月25日より
2006年09月29日まで
円卓会議とは

若林邦彦
プロフィール
このテーマの議長
若林邦彦 『報道ステーション』チーフディレクター
円卓会議議長一覧
今から30年以上前のことです。となりのトトロ的時代の東京郊外、となりのトトロ的な武蔵野の地に僕は住んで……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 散歩とまでは行きませんが (miracle・和歌山・パートナー有・44歳)
ベランダを一周して、空や家の回りの景色の日々の変化を楽しんでいます。今の季節ですとヒガンバナ、お彼岸が近づくと急に出てきます。柿の実の色が変わる様子も見られますし、雲もいろいろあって面白いです、また夜空も楽しいです。今朝は庭の木のクモの巣にちょっといたずらしてしまいました。クモの巣に落ち葉を引っかけてみたらクモはどうするのかなと思ったら、見事に落ち葉だけをクモの巣からはずし下に落としました。思わず感心してしまいました。

yes 草花と犬と人の顔 (gracy)
散歩が大好きです。外で歩くときはいつでも散歩気分で歩いています。季節に応じた人の家の庭や道路わきの花や木の表情を楽しんでいます。また、犬をつれて散歩している人たちには、つい目が行きます。犬の顔もそれぞれ表情があり、性格を映し出しているようで興味深いし、犬と飼い主はどことなく雰囲気が似ているのを観察するのが楽しみです。たまに顔がそっくりな人と犬もいます。いつか私とそっくりな顔の犬と散歩したい!

yes もちろん大好きです! (ヒロカ・千葉・パートナー無・32歳)
若林さんこんにちは。私も散歩好きです。ストレス解消に歩くとすっきりします。あと、適当に歩いて、家に帰ってから地図で確認して2度楽しんでいます。例えば、「あ、あのビルは○×社だったのか!」など。歩くと思いがけない変な物や、意外な出会い、不思議な記念碑などがあり、楽しみは尽きません。

yes 新しい発見。 (小桜・東京・パートナー有・37歳)
普段は車で行くお店に、たまたま家族で歩いて行ったときのこと。『猛犬注意』のシールがたくさん貼られているお家の庭をふと覗くと、いかにも雑種! って感じのワンちゃんがお腹を見せて、気持ちよさそうに寝転がっていました。一同大ウケ。車窓からでは見過ごしてしまうものに気づくことができるのも、散歩の良いところですね。

yes 最近の疑問 (ぴーやん・愛知・パートナー無・35歳)
毎日通りかかっている建物が、ある日突然解体されて更地になっていると、大抵そこにどんな建物があったか思い出せないんですけど……。何千回と見てるはずなのに思い出せない! こんなことってありますよね?

no 好き嫌いを超えています (Elda・東京パートナー有・)
あえてNoというのは、散歩は人間に本質的に絶対に必要で、好き嫌いを論じる対象を超えていると考えるからです。実際に仕事と家庭を持つ身では、ただなんとなく歩く時間はめったに持てません。でも本当に素晴らしい(あるいは悲しい)体験をしたり素晴らしい人にお会いしたりした帰り道、すぐ乗り物に乗る気になれず1時間以上歩いてしまうことがあります。とりとめもなく雨に濡れながらぼーっと今おきたことを反芻しつつあてもなく歩く、そういうことは私には不可欠です!
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「さあ、散歩に行こう」
今から30年以上前のことです。
となりのトトロ的時代の東京郊外、となりのトトロ的な武蔵野の地に僕は住んでいました。
今はもう野良犬なんて東京にはほとんどいなくなってしまいましたが、その頃はまだ首輪をしてない汚い雑種の犬がそのへんをうろうろしていた時代でした。

ある夏、僕の家に、1歳くらいの茶色い子犬がちょくちょく寄るようになりました。
余ったおかずやお菓子を出して、頭をなでているうちに、僕はその犬をなんとか我が家で飼ってあげられないものか、とどこの子どもでも考えそうなありがちな展開に陥っていきました。

僕は親に頼みました。
どうかこの犬を家で飼ってください。飼ってくれたらなんでもします。おこずかいもいりません。犬の散歩は朝も夕方も僕がやります。この犬の面倒はみんな僕がみます。お願いです。この犬を家で飼ってもいいでしょう?

というわけで、めでたくこの茶色い犬はその後13年間にわたって我が家の飼い犬となったのですが、1カ月もすると、僕は友達との遊びに忙しくなり、朝寝坊をして小学校に遅刻しそうになったり、おこずかいの増額を懇願したりして、朝夕の犬の散歩をさぼりまくる悪ガキ小学生になっていったのでした。

それから現在にいたるまで、僕の親はことあるごとに「あなたが犬の散歩は全部やると言ったから飼うことにしたのに結局それは大ぼらだった」と僕をなじることになりました。
今まで隠していましたが(隠していたわけじゃないですが)実を言うと僕は「散歩」というと、この実行できなかった空しい小学生時代の約束のことを真っ先に思い浮かべてしまうのです。
悲しい過去の告白でした。

なぜこんなことを書いてるかというと、もう散歩に関しての僕の薀蓄なんて、みなさんはまったく必要としていない、と思われるからです(ちょっとこのあたり話の展開が支離滅裂です)。

これまでにも何回か、柄にもなく、このイー・ウーマンサーベイキャスターというのをやらせてもらいましたが、みなさんの投稿がこんなに生き生きとしているのは初めてです。今回はみなさん、文章がぴょんぴょんと踊っているような感じです。読んでいくとなんだか投稿してくれた方々と同じ道を、僕ものんびり歩いているような気がしてきます。

さて、では、言い残したことを列挙します。
  1. 歩くことに夢中になって車や電信柱にぶつからないように注意しましょう。
  2. 飲酒散歩は気持ちのいいものですが、こういうご時勢ですからね、転んだり、婦女強制わいせつとかセクハラとかなにかの現行犯逮捕になることだけは避けましょう。
  3. 雨の中を自意識過剰で散歩して(雨の中を歩く俺ってちょっとかっこよくない?)風邪をひかないようにしましょう。
  4. 犬やネコの排泄物は迷惑のかからないように処理していきましょう。
では最後の散歩写真を。

都会のニュース現場この写真はですね、今年の夏、東京で集中豪雨というかゲリラ豪雨というか、1時間に100ミリくらいのバケツをひっくり返したような雨が朝方降ったことがあって、それで土砂崩れがおきた現場のその後の情景です。東京の住宅地の真ん中で土砂崩れ、ってことで、けっこうニュースになった場所です。覚えてますか?

まあ、人の被害もなかったし、土砂崩れとしては本当に小さい規模のものでした。
東京の! 住宅街の中で! というただその1点で珍しがられました。
こうして青いビニールシートで覆われて、今は24時間体制で警備員の方がひとり、写ってませんけれどこの写真の前の方にぽつねんと、やることないなあ、暇だなあ、という雰囲気を色濃く漂わせて立哨しています(ご苦労様です)。

今となってはただの工事現場くらいにしか見えませんが、あの時は、全国に注目されてこの崖も得意満面でした。
新聞にも載りました。
報道ステーションでもやりました。

「へええ、都会のど真ん中でねえ」とか居酒屋でおじさんたちが話題にしていました。
それがどうでしょう。今では誰もそのことを覚えていません。そんなこともあったっけか? てなもんです。哀れ、土砂崩れ現場、かくも人の心は移ろいやすいのか、昔の栄光よいずこへ……。

青空がきれいですね。
それがいっそう、このニュース現場の悲哀を誘います(あ、誘いませんか)。


人まかせかい!もひとつ、おまけ。
この土砂崩れ現場のすぐ近くの路上での一枚です。
品川区は何を考えているんでしょう。
水やりは人まかせかい!
与えてください、って言われてもなあ。
だいたいここに写し出されている植物群が植木と言えるんでしょうか。
品川区のマークがこれもまた悲哀を誘う散歩の情景でした(あ、誘いませんか)。

寺山修司は「書を捨てよ、街へ出よう」と言っています。
いろはがるたは「犬も歩けば棒に当たる」と言っています。
シェイクスピアは「人生は歩く影にすぎない」と言っています。
JR東海は「そうだ、京都へ行こう」と言っています。
みんな、とにかくやってみろ、と言っています。

「さあ、散歩に行こう」
僕は最後にそう言いたいと思います。

ではまたいつかお会いしましょう。
でもみなさん、散歩の最中で僕に会っても、変な目で見ないでください。
怪しい者ではございません。
お馬鹿な文章に付き合っていただいて本当にありがとうございました。

若林邦彦
『報道ステーション』チーフディレクター
若林邦彦


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