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今週のテーマ会議番号:1959
最近のロシアに脅威を感じますか?
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2006年08月21日より
2006年08月25日まで
円卓会議とは

藤田正美
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このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
ロシアが「脅威」だと考えている方が60%もいらっしゃることに、ちょっと驚きました。日本人にとって、ロシ……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 密接な関係のロシア・中国 (maggiemaggie・神奈川・パートナー有・37歳)
母は北方領土の元島民です。ソ連からロシアになったとき、もしかしたら母の故郷は帰ってくるかもと思いましたが、今も戻らず、この先も明るい展開はないようです。小泉内閣が日中間の外交を5年の空白にしてしまったと同じく、ロシアとの関係も冷え切ってしまい、ロシアと中国は密接な関係にあるようです。拿捕・銃撃を聞き、北ではロシア、南では中国や韓国と国境線に認識の違いがあり、日本という国はこの先も国として成り立っていけるのかとさえ感じて恐ろしくなりました。

yes やはり帝国主義? (ちゅま・東京・パートナー有・33歳)
ロシアがウクライナへガス料金値上げに賛成しなかったことからガス供給を止めた報道を読んだとき、ロシアはやはり恐い国なんだと思いました。何が恐いかというのは、自分の意見に賛成しない人・国には容赦しないという姿勢です。資源は強大な力になると気付いたロシアは、大国復活に向けて活動していくと思うので、注意が必要だと思います。

yes 中露印のパワーバランスに注目 (A6M2・愛知・パートナー有・50歳)
最近は急速に日本企業の経済進出が加速している等、経済的なパイプは太くなっていますが、地政学的には脅威であると思います。ロシアは南下政策を基本的に堅持していると考えます。アジアの中の日本を考える場合、中国とロシアおよび米国との関係が議論されますが、中露両国の背後を脅かすインドと日本が緊密な関係を結ぶことが、より大切ではないかと思います。資源と核を保有する中露印の3国のバランスが、日本の安全保障に大きな利害を持つ時代になったのではないでしょうか。

no 個人レベルなので脅威が見えない (Struppi・海外・パートナー有・34歳)
海外在住なので、周りにロシア人の友人や同僚、知人がたくさんおり、そういう人たちと普段とても仲良くやっているので、ロシアと日本は仲良くやれる、と思っていました。国家単位だと中国といい韓国といい、険悪ムードになりがちなのは残念です。やはり国家単位の付き合いだと損得が最初に出てくるからでしょうか。ロシアによる日本漁船拿捕はショックでした。でもそれにより、ロシアやロシア人の友人たちに脅威を感じることは絶対ありません。

no 今回のニュースではじめて…… (yummin・千葉・パートナー無・34歳)
常日頃、社会情勢に疎いと反省しつつ……今回の漁船への銃撃のニュースを通して、ロシアがエネルギー大国であること、軍事面の連携を強めつつあることを知りました。が、やはり遠い国の印象は残っています。今後、注意を払っていきたいと思います。
2日目の円卓会議の議論は...
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「超大国ロシアの復活」
ロシアが「脅威」だと考えている方が60%もいらっしゃることに、ちょっと驚きました。日本人にとって、ロシアは1945年8月9日にいきなり満州へ侵攻してきた国であり、その後のシベリア抑留(これは国際法から見れば違法だと思います)など、あまりいい感情はもっていません。それに北方領土問題もずっと引っかかったままだし、平和条約もいまだに結ばれていません。

そのロシアが今またエネルギーを武器に超大国への復活を夢見ていることは事実だと思います。もちろんこれはかつてのような核ミサイルの軍拡競争とは違って、「平和的な手段」であることは間違いないのですが、エネルギーというのはかつての2度にわたる石油ショックのように、他国に非常に大きなショックを与える可能性があります。

そしてロシアがこのエネルギーを「政治的な商品」として扱う可能性があるということが、今年の初めに示されたのです。ちゅまさんが言われるように、ウクライナへ供給していた天然ガスの価格で折り合わなかったために、元栓を閉めたのです(ウクライナには昨年のオレンジ革命によって、親欧州派である大統領が誕生したばかりでした)。つまりあっちを向いたウクライナに対して「嫌がらせ」をしたわけです。この事件は、パイプラインの先が欧州につながっていたため、欧州諸国から猛反発を受け、ロシアは元栓を開けました。しかし欧州諸国は、エネルギーの大きな供給ラインをロシアに握られていることを実感したのです。

こういった事件は、ロシアが資本主義国として成熟していないという事実を示しているわけですが、それでも政治的に民主主義化の道を歩んでいるのならあまり問題にすべきではないかもしれません。しかし今のロシアは政治的にも逆コースを歩んでいるように見えます。メディアに対する弾圧(政権に批判的なメディアに嫌がらせをするとか、批判的なジャーナリストが行方不明になるなど)、地方の知事を中央の任命制にする、議会を弱体化するといった危険なサインがいっぱいあります。

このロシアが今後、どう動くのか、日本だけでなく欧米諸国は注目しています。

さて皆さんにお伺いします。東アジアでは中国とロシアが接近して、アメリカに対抗しようとしているように見えます。日本はこのとき、よりアメリカ寄りの姿勢を鮮明にすべきなのか、それともむしろ中国やロシアに接近すべきなのか、どう思われますか。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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