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今週のテーマ会議番号:1884
日本は再び、竹島に測量船を出すことになる?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
4位
【開催期間】
2006年05月08日より
2006年05月12日まで
円卓会議とは

高成田享
プロフィール
このテーマの議長
高成田享 朝日新聞石巻支局長
円卓会議議長一覧
竹島をめぐる争いで、実際の利益は漁業をめぐるものです。その現実を双方の政治家が冷静に見るなら、解決は……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 日韓漁業協定を再度 (ショーン)
先ずは漁業協定を締結し直し、互いに漁を自由にできるようにすること……これが解決策の第一歩になるかと思います。一度は協定を結べたのですから、これならハードルが低いのではないでしょうか。経済問題と歴史認識がからみあって複雑なことになっているので、時間は掛かると思いますが、経済的にwin-win関係を構築してから、国際司法裁判所の判断を仰げばいいと思います。裁判結果に関わらず、経済的友好関係は保つということを互いに保障しておく、というのはどうでしょう?

yes 共有できる? (songae)
あまり歴史に詳しくないのですが、共同で所有できればいいのにと思います。領土を半分ずつとかは難しいのでしょうか。

no お互いの国のことを考えて! (なみなみ・東京・38歳)
国際問題はお互いの国の主張のし合いで、なかなか折り合いがつかないものが多いですが、もし自分が相手の国の人だったら、ということをもっと考えるべきだと思います。特に韓国とは歴史問題が関わっていて、子どもの頃の教育が非常に影響されているようなので、子どもたちに、お互いの国の教育や生活を体験できる機会を作るといいのではないでしょうか。時間は掛かりますが、今やらないといつまでも同じことの繰り返しです。お互いのことを考えることができれば平和的な解決策が見つかると思います。

no 漁業の競争激化が気になる (ハルミン・東京・30歳)
竹島への測量船派遣が「挑発」になるなら、やめるべきだと思います。「やめるべき」という世論が強くなったら政府がどんな思惑だろうと派遣できないだとう、という予想で「No」です。ただ、漁業を巡る海での争いは深刻で気になります。有吉佐和子さんの『日本の島々、昔と今。』は古い本ですが、海から日本を見るという視点でも 参考になりましたのでおすすめです。

no 権利主張は、測量船以外の方法で (おさえ・東京)
戦後の日本の年齢を子ども程度とすれば、それから50年以上たった今、日本は何歳になったでしょうか? 近隣諸国も成長し、良い刺激を与え合う一方、竹島問題を含めた問題も残っています。権利を主張するために測量船を、との声もありますが、権利主張は測量船以外の正当な方法でなされるべきだと思います。測量船は適切な方法でないので、私は断固反対です。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
いまの知恵は共同利用しかない
竹島をめぐる争いで、実際の利益は漁業をめぐるものです。その現実を双方の政治家が冷静に見るなら、解決は、領土問題を棚上げにして、双方が主張する排他的経済水域の重なる部分で、共同利用することしかないと思います。その現況は、韓国漁船のお行儀が悪いとすれば、竹島を「実効支配」している韓国が「金持ちけんかせず」の精神で、お行儀をただすべきでしょう。

島根県の漁民のように、日本側に不満がたまり、日本側の挑発行為で両国の紛争が表面化した場合、「歴史問題」を抱える日本だけでなく、「領土問題は存在しない」と主張している韓国も大いに傷つくからです。

この解決法は、東シナ海のガス田をめぐる日中の争いも同じことです。中国が主張する大陸棚も、日本が主張する中間線も、国際法的上の明確な白黒はありません。ということは、仮に、国際司法裁判所がこの問題に介入すれば、中国の主張する大陸棚ラインと日本が主張する排他的経済水域の中間線ラインの重なる部分をグレーゾーンとしたうえで、より新しい概念である排他的経済水域を重視して、たとえば日本に7割、中国に3割といった割り振りをするのではないでしょうか。

どこの国のメディアは自国に有利なことを主張しがちですが、それが国際的な常識と一致するかどうかは別問題です。日韓でも日中でも、相手の主張を紹介することすら、「反日」だという雰囲気が国内にはあります。

私は全共闘運動がはなやかなころに、その末端にいたことがありますし、社内労働組合の専従職員をしたこともあります。そのささやかな経験から言えるのは、日本は「特攻隊の美学」が残っているということです。「妥協してささやかな利益にありつくよりも、美しく散れ」です。「妥協」は最大の恥辱であり、「散華」は最大の栄光です。米国の運動では、要求を少しでも得れば、「勝った」と言います。日本は要求をすべて勝ち取れないと「敗北」と評価します。

領土をめぐる争いも、日本の伝統的な精神主義で構えれば、勝利する可能性と同時に、敗北するリスクも高まります。日韓でも日中でも、双方に威勢のいいことを叫んでいる人たちがいます。かれらの言い分が心地よく響くのは確かですが、もし、そのなかに、現実を無視した精神主義を見いだしたら、気をつけましょう。私たちは、「竹槍」をいくら振り回しても、米軍の爆撃機B29に勝てなかったことを、多くの犠牲を払って学んだはずです。

高成田享
朝日新聞石巻支局長
高成田享


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