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今週のテーマ会議番号:1882
株式市場における新興企業、信用できますか?
投票結果
18  82  
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2日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2006年05月08日より
2006年05月12日まで
円卓会議とは

丸山聡
プロフィール
このテーマの議長
丸山聡 シェアスタイル代表
円卓会議議長一覧
みなさん、投票・投稿いただきましてありがとうございます。現在の新興市場の状況を反映しているのか、Noの……
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1日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes どこの市場でも同じ (minamiya・神奈川・パートナー無・38歳)
規模が大きいとか伝統があるからといって利益率には関係ありません。ネットによって一般の人も投資をするようになり、そのリスクが再認識されただけではないでしょうか。もっと本当はバランスシートを読みこなす力が必要なのだと思うのです。教育がもっと必要な分野です。私が勤めている会社もマザーズへの上場をしました。不祥事にひきずられて同業の会社の株価も下がるのは迷惑な話だと思います。内容を見定める力って難しいですが、それが問われていますし、そういう時代だと思います。

yes しっかりとした情報開示があれば (ショーン)
東証であれ新興市場であれ、しっかりとした情報開示が必要だと思います。特に新興市場は東証などより上場基準がゆるいため、その会社を詳しく知るには、詳しい情報が必要です。丸山さんは、「内部管理体制と情報開示の厳格化は、新興企業の成長機会を失いかねません」とおっしゃられますが、現在、どのような新基準が考えられているのでしょうか。内部管理体制と情報開示の厳格化で企業の成長機会が失われる、という関係がよくわからないので教えていただければ幸いです。

yes 企業の理念や姿勢が大切 (よのすけ・福岡・パートナー有・43歳)
新しかろうが、古かろうが、自分でできる限りの情報を得てから……というスタンスです。古くからあった企業でもどのような社会貢献をしているかなどが気になります。新しくても古くても、自分がその企業の理念や姿勢に賛同できるか否かがその企業に対する信用度に比例するように思います。

no 実際に倒産した会社にいたので (Ruby00・東京・パートナー有・36歳)
以前IPO前提で立ち上げられ、上場前に経営が立ち行かなくなった会社にいました。それゆえ、その怖さが身にしみています。私はこの会社の基となる米国企業から転籍したのですが、元々は志の高い人たちの集まりだったはず。それがベンチャーキャピタリストが“行け行けドンドン”したために、経営陣が集めた資本金を使い果たしてしまいました。私も200万円出資していましたがもちろん0に。結果としてIPOできればOKですが、それが前提になってしまうと感覚がおかしくなると思います。

no 評価が厳しくも時間的には猶予を (samin・東京・43歳)
市場に長期的に存在=信用と私は思うので、それがない振興企業を信用するのは難しいように感じます。もし自分が投資をするとしたら、冒険であると認識したうえでのことでしょう。新興企業は、社会的信用がまだないことを背景に、十分な情報開示をすべきと考えます。外部チェックも必要と考えますが、厳しい評価を受けた企業には時間的猶予を与えれば、成長の機会は与えられると考えます。
2日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
信頼できる情報開示とは?
みなさん、投票・投稿いただきましてありがとうございます。現在の新興市場の状況を反映しているのか、Noのご意見が非常に多かったことが意外でした。

ショーンさんからいただいたご質問ですが、「内部管理体制と情報開示の厳格化は、新興企業の成長機会を失いかねません」という点についてご説明をすると、決算開示の早期化や現在の開示基準を上回る情報開示を可能とするには、内部管理体制をより重厚にする必要が出てきます。コンプライアンスや知的財産管理、個人情報の取扱、内部情報管理、内部監査の専任担当者の設置、監査役監査の厳格化、経理・財務部門におけるスタッフの増員、全社的なコンプライアンス研修の拡充など、求められる内部管理体制の基準は年々上がっています。

これら内部管理体制の強化のためには、必要となるスキルを持っている人材が少なく非常に高コストとなるほか、これらの内部管理体制を社内に定着させて機能させるためには、時間がかかってしまいます。

このため、従来までであれば主幹事証券会社が上場準備を進めようとする基準を上回るような利益を上げていた企業であっても、これらの内部管理体制構築コストが増加することによって利益水準が低くなり上場が不可能となってしまうほか、従来までは上場準備には最短で1〜2年だったのが、内部管理体制の整備に手間取る場合、運用状況の確認期間をとられるようになると最短でも2〜4年程度の期間がかかってしまうものと思われます。

新興企業をとりまく環境の変化は大きく、上場のタイミングによって企業の成長ができるか否かは大きく変化します。2000年前後に騒がれたインターネットビジネス企業のうち、上場できた企業とそうでない企業のその後を考えてみるとよいでしょう。こういった意味で1〜2年のタイミングの違いが、企業の成長に与える影響は非常に大きいのです。

また、新興企業に限らず大企業であっても不祥事や倒産が起こる近年においては、minamiyaさんやよのすけさんのご意見にあるように、企業を精査したうえで自らが信用できる企業に投資をするということが重要であると思います。そして、saminさんのご意見にあるように、企業を精査するための情報開示もより一層必要だと思います。

しかし、現在においても有価証券報告書や適時開示、自社サイト等によって相当の情報は開示されています。新興企業を信用するために情報開示が必要というのはもちろんですが、上述したようにそのためにはコストも時間もかかります。

みなさんは新興企業を信用するためには現在の情報に加えてどのような情報開示が必要とお考えでしょうか? みなさんのご意見をお待ちしております。

丸山聡
シェアスタイル代表
丸山聡


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