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今週のテーマ

会議番号:1734

一時保育を利用したことありますか？

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【開催期間】
2005年10月17日より
2005年10月21日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

和田惠里子　アソシエ･インターナショナル代表

一時保育を利用したことがある人の数が3割もいない現状に保育所を営んでいる私としては、正直驚きでした。�……

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1日目までに届いている投稿から...

一時保育で得られた情報 (matsu-16・愛知・パートナー有・42歳)

認可園への4月入園まで、一時保育の形で共同保育所に毎日預けていましたが、仕事以外の理由で預けている人がほとんどでした。自分のリフレッシュの時間が欲しい人、自閉症の子どもに社会に触れる機会を作るために預ける人、単発の仕事や行事が入ったときに利用する人、アレルギーや育児に関する情報を交換したい人。今のような核家族が当然の世の中で、父母の知恵だけで育児を乗り切るのは不可能だと思います。身近に相談できる存在は必要です。保健所や自治会単位でもさまざまな試みが行われているようですが、一時保育の保育者の方がより親身に、使える情報をくれると感じます。これはやはり保育料をもらうことにより、保育者に個別の子どもに対する責任感が生まれるからではないでしょうか。逆に、家計を圧迫しないように、一時保育に対しても国や地方自治体の援助が必要だと思います。「援助がなければ産まない」選択をする家庭が増えるのは当然のことかもしれません。

共働きのため活用 (lovesnow・山口)

フルタイムに近い共稼ぎのため、保育園はなくてはならない存在でした。延長保育も随分オーバーして迎えに行って先生達の苦笑を誘っていました。また、一時保育も、日曜日など、夫婦2人でしなければならない買い物や慶弔の用事の時など、利用させていだだきました。できれば、既存の学校を利用した、夏休みや長期休みに限らず、小学生の一時保育（8:00～20:00程度）の制度も政府は検討してほしいですね。

周りに施設がなく (miyuma・東京・パートナー有・42歳)

私自身は周りに利用できる施設もなく、一時保育を利用することはなかったのですが「ちょっと預かってもらえないかな？」と思ったことは何度もあります。ある程度、子どもが大きくなってきた今は逆に預かるような仕事ができないものかと思っています。保育士資格などがないとなかなか難しいでしょうか。

なんとなく敷居が高く (Jerry・東京・パートナー有・38歳)

完全復職前に、できればいいなと思いながら過ごしたことがありますが、なんとなく敷居が高く、またどんな人が預かってくれるのかがなんとなく心配で、実際に利用するまでには至りませんでした。保育園はあくまで「保育に欠ける状態」の子どもを預けるという原則のために、それを証明する必要があって誰でも利用することはできませんが、そうしなければ本当に必要な人たちが入れない状況にあります。でも、その他の人達も選択肢がなかったため、あの手この手で入園している実態がありました。今は状況が変わりましたが、フルタイムで働いていた立場としては少しでも状況が許す人たちは一時保育やその他の託児サービスを使ってもらい、本当に必要な人が通常の保育園に入りやすくしてもらって、棲み分けができていくことを希望します。そのためにも良い先生を育成していただけるように願っています。

利用してみたいのですが… (ベア・埼玉・パートナー有・36歳)

今は専業主婦として、いつも娘と一緒にいます。近所の保育園の一時保育の定員はいつも一杯です。2人目妊娠中のママなどが預けていると聞くと、そういう方を優先して欲しいと思い、預けられずにいます。それに預けるときに、理由を聞かれるのかなと思うと、専業主婦の身としては、気が引けるところもあります。ですから、預けるのは専ら夫か実家の母。あとは、市の託児サービス付きの講座など。これでは、行動範囲が狭くなります。今後、仕事をすることを考えると保育園は頭の痛い問題です。

	私の時代にはなかったのですが (ｌｙｎｎ・北海道・パートナー有・50歳)
私の子育て時代には一時保育は今の様にポピュラ-なものではなくてとても苦労したのを覚えています。預けられる親も近くにいなくて大変でした。現在子育て中の方達のためにももっと充実するといいですね。

2日目の円卓会議の議論は...

子育てを1人で抱え込まないために

一時保育を利用したことがある人の数が3割もいない現状に保育所を営んでいる私としては、正直驚きでした。なんとなく敷居が高いイメージだったり、他人に預ける事が心配だったり……。また、どんな環境で見てもらえるのか、理由がちゃんとしていないと断られるんじゃないかとか……。日常的に保育所などを利用しているママたちにとっては、何てことない行為ですが、主婦や育休中だったりすると、勇気がいるのかもしれませんね。次の子どもを産もうと考えるママは、意外にも仕事を持っている人の方が多いというデータからも、ママが子育てを1人で抱え込んでしまいがちか、それとも子育ての支援を外に求めるかの違いが、このような結果をもたらしている一因かもしれませんね。

matusさんのおっしゃるように、今や父母だけの知恵では育児を乗り越えるのは厳しいし、「援助があるなら、次を産む」という発想になるのは当然なのかもしれません。子どもを産んで育てることが、自分の人生において損か、得か、失うものは無いかなどと考えてしまう世の中って本当に寂しい限りですね。lovesnowさんのおっしゃるように、乳幼児ばかりでなく小学生も安心して過ごせる場所が早急に必要だと思います。「保育に欠ける子ども」の解釈の範囲を相当広げて、子育てしやすい社会を作っていけるようにしていきたいですね。まずは、身近な保育所での一時保育利用であり、子育て相談ではないでしょうか？　引き続き皆さんの投稿をお待ちしています。

和田惠里子
アソシエ･インターナショナル代表


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