|
サイトマップ
|
お問い合わせ
|
ewoman検索:
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
働く人の
円卓会議
人から学ぶ、
人と学ぶ
表参道カレッジ
国際女性
ビジネス会議
佐々木かをりの
win-win対談
今週のテーマ
会議番号:1709
訪ねてみたい名作の舞台はありますか?
投票結果
83
17
723票
151票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年09月12日より
2005年09月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
松本侑子 作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事
わくわくするような投稿をたくさん頂き、本当にありがとうございます! どの投稿も、その本が読みたくなり……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
幌馬車に乗って (ウエチン・神奈川・パートナー無・28歳)
アメリカの大草原で、『大草原の小さな家』のように幌馬車で移動してみたいです! そしてキャロライン母さんが作ってくれたメープルシロップのお菓子などを食べてみたいです。子供心に、本当に憧れました! また、『もののけ姫』のモデルとなった屋久島には来年行く予定です。
現実的には不可能でも (のえる・福島・パートナー無・31歳)
ホメロスの“オデュッセイア”に登場する美貌の女神、カリプソに惹かれて、オデュッセウスとカリプソが7年間暮らした愛の巣の洞窟を探したことがあります。マルタ島からさらに離れた島の、人気のない断崖に隠れるようひっそりとした佇まいの、小さな小さな洞窟でした。ちょうどクリスマスの時期でしたが冬の地中海は風が強くて曇り空。現実的には2人で住むなんて不可能で、ありえないほど小さくても、吹き飛ばされそうになりながらも連れの妹と洞窟の中から広がる、おそらく過去の2人が見たかもしれない大海原は“本当に神様っているのかもしれない”と思うような荘厳さに満ちていて忘れられませんでした。
広大な土地と空を見渡し (れねごな・神奈川・パートナー有・38歳)
なんといっても『風と共に去りぬ』です。辛いことが起こっても、丘に立ち、広大な土地と空を見渡したら、「tomorrow is another day」って気持ちになるんでしょうね。私が狭い庭を眺めてそのセリフを言ってみても、いまいち負け犬の遠吠え的に響いて逆効果です。また、ベルバラ世代の私としては、ウィーンでシェーンブルン宮殿を見学したときは興奮しました。
ムーミンの舞台に行きました! (abbyi・東京・パートナー無・27歳)
去年の夏、長年行ってみたかったムーミンシリーズの舞台、フィンランドに行ってきました。次は、定番ですが『赤毛のアン』の舞台となったプリンスエドワード島か、『大草原の小さな家』のインガルス一家の出発点となったアメリカウィスコンシン州に行ってみたいです。
行きたいところがたくさん! (maggiemaggie・神奈川・パートナー有・36歳)
子どもの頃、どんなに遠く、美しい場所なのだろうと憧れていたアルプス、アンの輝く湖水はきっと冷たく澄んだ水をたたえているのだろうと夢見がちでした。アルプスは夢をかなえて2度行きましたが、プリンスエドワード島にはまだ行っていません。「いつか行ってみたいね」と娘たちと盛り上がっています。『サウンドオブミュージック』の伯爵家も見ることができましたし、オードリーのスペイン階段も訪れました。近々行きたいのは、『旅情』のベネチアです。
セシルのような夏休みを (ジョゼフィーヌ)
フランソワーズ・サガンの『悲しみよ こんにちは』の舞台になった南仏のリヴィエラに行き、1度でいいからセシルのように怠惰で気楽な夏休みを過ごしてみたいと憧れています。アメリカの絵本『エロイーズ』がそこに住んでいるという設定になっていたニューヨークの名門プラザホテルへも行ってみたいと思っていたのですが、最近倒産して売却されてしまったのでこちらは叶わぬ夢となってしまいました。プラザホテルの家具や食器など多くのものがオークションに出されているそうですが、ここにはエロイーズの肖像画が飾ってあったそうで、その絵がどうなったのか非常に気になっています。
シカゴの街を訪ね (chezclara・東京・パートナー有・48歳)
サラ・パレッキーが描くシカゴ在住の探偵V・I・ウォーショスキーのファンです。彼女が登場する作品はすべて読みました。イタリア系移民の血統であるヴィクのつっぱり気味で、かっと頭に血がのぼる性格そして1人で生きる覚悟に共感を覚えます。シカゴの街が度々紹介されますが、体を鍛えるためにミシガン湖の周りをジョギングする様子に1度私もヴィクのようにシカゴの街を訪ねジョギングしてみたいと思います。
3日目の円卓会議の議論は...
名作の舞台を訪ねるたびの準備
わくわくするような投稿をたくさん頂き、本当にありがとうございます!
どの投稿も、その本が読みたくなり、また旅情にも誘われる、すてきな文章ばかりですね。
投稿を掲載できなかった方は、本当にごめんなさい。トルストイ、クンデラなど、東欧文学の舞台に関心をお持ちの方もいらっしゃいました。
今日は、名作の舞台を訪ねる旅の準備を、どのように行うか、とくに海外旅行のケースについて、書いてみようと思います。
まずは物語を読みかえして、作家が、どんな土地を、どのように描いているか、あらためてリストアップします。
それからガイドブックと大型地図を買って、地理的な位置をたしかめ、現地までの交通手段を調べます。
私の場合は、成田から空路で、現地からもっとも近い飛行場につくと、レンタカーを借ります。物語の舞台は、都会のこともありますが、交通が不便な山間部だったり、駅から遠い田舎町のこともあるからです。
インターネットが普及してから、旅の準備が、とても便利になりました。
とくに次の3つです。
1つは、ホテルとレンタカーの予約が、ネットで簡単にできるようになったことです。宿泊料金や部屋の広さ、車種など、予算にあわせて、自由に選べます。以前は、旅行代理店にお願いするしか方法がなかったので、時間と手数料がかかりました。変更やキャンセルも手間がかかりました。
2つめは、名作の舞台となった土地には、ほとんどの場合、その物語にちなんだ文学館、作家の記念館があります。これらの施設は、ホームページを開いていて、現地までの交通アクセス、作家の生涯、物語と土地との関連性といった、役にたつ情報がくわしく出ているのです。
記念館のホームページは、海外の検索サイトで、作品名、作者名を、原語(英語、フランス語、ドイツ語など)で入力して探します。
「物語に出てくる○○は、どこにあるのだろうか? 実在するのだろうか?」など、わからないことがあれば、メールで、記念館のサイトに質問を送ると、親切に教えてくださいます。
そういえば、以前、『あらいぐまラスカル』の舞台を訪ねて米国のウィスコンシン州へ行ったことがありました。作者ノースが、少年時代にラスカルと暮らした家が、今はノース記念館になっていて、記念館のサイトに、「何月何日に見学に行きます」とご挨拶のメールをあらかじめ送っておいたのです。
そして当日、私が記念館について車をおりると、ノース協会の会長さんや、地元のみなさんが出迎えてくださり、びっくりしました。しかも、ノース少年がラスカルと釣りをして遊んだ川、物語の最後に、ラスカルと別れていく切ない場面の湖などを、車で案内してくださり、本当に感激しました(なぜか、地方紙の新聞記者とカメラマンまで来ていて取材をうける羽目になり、こちらは冷や汗をかきましたが……。日本でも、田舎の文学記念館に、わざわざアメリカから旅人が来るとなると、珍しがるのと同じでしょうか?)。
3つめには、検索サイトで、作品名と作者名で検索すると、物語の舞台へ実際に行った方々のホームページが見つかることです。日本人にかぎらず、海外の方も、名作を訪ねて旅をなさっていて、旅の写真と日記をサイトにアップされています。実際に現地へ行かれた人ならではの、具体的な情報や、率直な感想が書かれていて、これから行く人にとっては、とても参考になります。
さて、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアなど、英語を母国語としない国々へも行きましたが、文学記念館のサイトは、ほとんどの場合、英語表記のページもあり、ヨーロッパにおいても、英語は国際共通語なのだと、あらためて感じました。
そうした英語は、私たち日本人のような、英語を母国語としない世界中の人が読むことを考慮した、わかりやすい語彙・文法で書かれています。ぜひ一度、興味のある物語の記念館のサイトを探して、読んでみてください。
英語を読む力は、インターネット時代の今、いろいろな方法で伸ばすことができます。好きな物語から学ぶことができたら、さらに楽しいですね!
それでは引きつづき、ぜひ訪れてみたい名作の舞台について、楽しい投稿をぜひおよせ下さい。
松本侑子
作家・翻訳家/日本ペンクラブ常務理事
このジャンルの過去円卓会議をチェック
このジャンルのトップページへ
メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクション
プランナー
時間が見える大人気の手帳
イー・ウーマンに
依頼する
働く女性の調査
マーケティング
ブランディング
コンサルティング
講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧
取材のご依頼
asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりの
ブログ
佐々木かをりの
Twitter
©2000-2009 ewoman,Inc.
|
個人情報について
|
利用規約
|
各種お問い合わせ・お申し込み
|
会社概要
|