瀬地山角(せちやまかく)
東京大学助教授
1963年生まれ、奈良県出身。東京大学教養学部卒業、同大学院博士課程修了。韓国ソウル大学留学、北海道大学文学部助手を経て1994年より東京大学助教授。専門はジェンダー論。著書に『東アジアの家父長制』、『お笑いジェンダー論』(いずれも勁草書房)など。実践をともなった研究者を標榜し、5歳と1歳の子どもを職場にある保育所へ送り迎えをする毎日。「笑って考える少子高齢社会」といった演題で「子道具」を連れて全国を講演中。ハーバード留学中に生まれた上の子は三重国籍(韓米日)、下の子は二重国籍(韓日)で外国人の人権問題に関する発言も多い。一方で研究と育児の両立に苦しみ、鬱病と闘うさまなどをホームページで公開している。