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第43回(1) 2006/11/07
6か国協議とは?
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核実験に踏み切った北朝鮮が、6か国協議に復帰することを明らかにしました。この6か国協議とは、どういうものなのか。北朝鮮の核開発の歴史と共に振り返ってみましょう。
6か国協議に復帰した
北朝鮮が6か国協議(6者協議とも)に復帰することが明らかになったのは10月31日のことでした。アメリカと中国、それに北朝鮮の担当者が北京で非公式の協議を開いた結果、決まったのです。北朝鮮は核実験を実施した後も強硬な態度を崩さず、6か国協議の再開は絶望視されていただけに、復帰のニュースは驚きをもって迎えられました。
この6か国協議とは、北朝鮮とアメリカのほか、韓国、日本、中国、ロシアの6か国の代表が、北朝鮮の核開発を断念させるために話し合うものです。どうして、この6か国なのでしょうか。
北朝鮮は、アメリカとの直接交渉を望んでいます。北朝鮮はアメリカが怖いのです。いつアメリカ軍が北朝鮮を攻撃するかもわからない。こうした恐怖心を持っています。北朝鮮と軍事休戦ラインで向かい合う韓国には、アメリカ軍の部隊が駐留していますし、イラク戦争では、アメリカ軍の攻撃でイラク軍があっさり崩壊した姿を目の当りにしています。アメリカの攻撃を招かないようにするにはどうしたらいいかが最重要課題なのです。
北朝鮮としては、アメリカと直接交渉をして、「北朝鮮を攻撃しない。金正日体制を転覆したりしない」という確約がほしいのです。
しかしアメリカは、2国間の直接協議には消極的です。ブッシュ大統領は、北朝鮮との直接交渉をしたくないのです。ブッシュ政権の方針はABCで表現されます。「Anything But Clinton」(クリントン以外なら何でも)という意味です。前任者のクリントンがやったことは、すべてひっくり返したいのですね。地球温暖化防止の「京都議定書」に参加しない方針を打ち出したのも、環境対策に積極的だったクリントン政権のやり方を否定しているからです。
北朝鮮との交渉方法についても同じこと。クリントン大統領は、北朝鮮の核開発をやめさせるため、北朝鮮と直接交渉し、原子炉と重油の供与を約束し、KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)を設立しました(詳しくは後ほど)。にもかかわらず、北朝鮮は核開発をやめませんでした。クリントン政権のこの失敗を見て、ブッシュ大統領は、北朝鮮との直接交渉を行わない方針を決めているのです。
アメリカとしては、むしろ北朝鮮の核の脅威に直接さらされている韓国や日本も呼び込み、さらに北朝鮮の友好国である中国とロシアにも参加を求め、「敵と味方」で北朝鮮包囲網を形成しようとしているのです。その上で将来は、地域での安全保障体制の確立を目指しています。
特に中国とロシアは国連の常任理事国でもありますから、北朝鮮をめぐって国連の安全保障理事会で何かを決めなければいけなくなったとき、両国が参加している方が、何かと好都合なのです。
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